昇給制度
公開日 2007.09.05 プライスウォーターハウスクーパース株式会社
昇給制度(しょうきゅうせいど)
●昇給制度とは、年1回(昇給月)、または昇格時、あるいは手当の変更時に行う給与改定の仕組みのこと。
●年1回の昇給は定期昇給とベースアップ(ベア)の2種類がある。
定期昇給は個人の能力の進捗・実績等によって上昇する賃金をいい、ベースアップはその会社の賃金表や賃金カーブの全体的な引き上げによる上昇分をいう。これに対し、能力や職務の等級が昇格したことに伴う賃金の上昇を昇格昇給と呼ぶ。
●職能資格制度の号俸表における昇給運用は、比較的理解がしやすいものであったが、職務等級制度導入に伴い、ベアや定期昇給の概念が複雑化している。個人への配分とは別に、ベアを昇給原資単位で行う会社もみられる。また、定期昇給も年齢による要素ではなく、個人業績によって決定する企業が増えている。
■関連用語
職能資格制度
職務等級制度
●昇給制度を透明性高く運用すれば、社員の能力や実績への適切な対価を支給することが可能となり、社員のモチベーションの維持につながる。昇給額の決定要因としては、物価上昇や賃金水準の変動、会社業績や個人の成績等が挙げられる。
●昇給制度とは、年1回(昇給月)、または昇格時、あるいは手当の変更時に行う給与改定の仕組みのこと。
●年1回の昇給は定期昇給とベースアップ(ベア)の2種類がある。
定期昇給は個人の能力の進捗・実績等によって上昇する賃金をいい、ベースアップはその会社の賃金表や賃金カーブの全体的な引き上げによる上昇分をいう。これに対し、能力や職務の等級が昇格したことに伴う賃金の上昇を昇格昇給と呼ぶ。
●職能資格制度の号俸表における昇給運用は、比較的理解がしやすいものであったが、職務等級制度導入に伴い、ベアや定期昇給の概念が複雑化している。個人への配分とは別に、ベアを昇給原資単位で行う会社もみられる。また、定期昇給も年齢による要素ではなく、個人業績によって決定する企業が増えている。
■関連用語
職能資格制度
職務等級制度
●昇給制度を透明性高く運用すれば、社員の能力や実績への適切な対価を支給することが可能となり、社員のモチベーションの維持につながる。昇給額の決定要因としては、物価上昇や賃金水準の変動、会社業績や個人の成績等が挙げられる。