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デルタ航空の解雇「無効」 元客室乗務員勝訴、大阪

 

 デルタ航空の元客室乗務員の女性(55)=東京都江東区=が、解雇は不当として地位確認などを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は6日、解雇を無効と認定し、同社に未払い賃金の支払いを命じた。

 判決理由で内藤裕之裁判長は、女性の解雇と同時期に、米国で過去最大数の新規採用をした点などを指摘し「人件費の削減をしなければ経営状況が悪化するなどの事情は見当たらない」と判断。「雇い止めを避ける手段を十分に尽くしたと認めがたい」と結論づけた。

 判決によると、旧ノースウエスト航空が女性を1年の契約社員として2005年に採用。デルタ航空と合併した後も、契約は毎年更新され、14年の更新では15年3月末までの契約期間だったが、女性が乗っていたミクロネシア路線のサービス簡素化を理由に、14年12月付で解雇した。

 女性側代理人弁護士によると、同様に解雇された2人が東京地裁と福岡地裁で係争中。女性は「訴えが認められてうれしい」とコメントを出した。同社広報担当者は「判決を読んでおらずコメントは控える」とした。

(共同通信社)