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[2021.10.22]

BOOK REVIEW『武器としての組織心理学――人を動かすビジネスパーソン必須の心理学』

山浦一保 著
立命館大学スポーツ健康科学部教授 
四六判/240ページ/1500円+税/ダイヤモンド社 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊

 「良好な人間関係を築くためにはどうすればよいか」という悩みは、誰もが持ち得るものではないだろうか。この悩みを解決するヒントが、「組織心理学」にあるかもしれない。組織心理学とは、組織や職場における人間の行動を科学的に研究し、組織のトラブルの原因を突き止め、うまくいっている集団に共通する「リーダーシップ」や「人間関係」を明らかにする学問である。本書は、組織心理学者である著者が、「良好な人間関係を構築する方法」について、科学的な視点からひもといていく。

 本書では、組織に蔓延(まんえん)するネガティブな関係をポジティブで有益なものに変えていく方法について、「(ねた)み」「温度差」「不満」「権力」「信用(不信感)」の五つのテーマに分けて説明している。例えば、「妬み」は、キリスト教では七つの大罪の一つ、仏教では煩悩の一つとされているが、これは「他人と自分を比較するのをやめられない」という人間の根源的な真理に由来する。そこで、過去のさまざまな実験・研究から、妬みを中和し、個人やチームのパフォーマンス向上につなげる可能性を示唆する。

 また、「不満」については、「やる気」の裏返しであり、チームが変化するチャンスでもあると筆者は指摘する。そのため、不満を有効活用できるリーダーになるための環境戦略・コミュニケーション戦略を身近な事例とともに説明している。このように、組織心理学の知恵は、自身を守る防具にもなり、積極的に人を動かすための武器にもなるだろう。人間関係に悩んでいる人に限らず、組織のリーダーなど、さまざまなビジネスパーソンに手に取っていただきたい一冊である。

 



武器としての組織心理学――人を動かすビジネスパーソン必須の心理学

内容紹介

ビジネスパーソンにとって重要な「良好な人間関係を構築する方法」を、科学的な視点からひもとく。組織に蔓延するネガティブな関係をどのようにポジティブで有益なものに変えていくかを、妬み・権力など五つのテーマで解説。

心理学から脳科学、集団力学まで、科学的エビデンスに基づく「リーダーシップの新しい教科書」。人間の本性を暴くユニークな分析で、マネジメントの通念をひっくり返す。「厄介だけど放置できない人間関係」を乗り越える最高の知恵が凝縮された一冊。マネジャー・経営者・監督・コーチなど、全てのリーダー必読!

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