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採用担当者のための最新情報&実務チェックポイント [2021.09.10]

2021年9月


ProFuture株式会社/HR総研
代表 寺澤康介
(調査・編集: 主任研究員 松岡 仁)

 ProFuture代表の寺澤です。
 今回から数回に分けて、6月にHR総研が2022年卒の「楽天みん就」会員を対象に実施した「2022年卒学生の就職活動動向調査」の結果から、コロナ禍での就職活動を振り返るとともに、さまざまな角度から学生の本音の声をお届けしていこうと思います。第1回目の今回は、プレエントリーから面接までの就職ステップにおけるトピックスを見ていきます。

早期化した22卒学生のプレエントリー

 まずは、プレエントリー時期について、2020~2022年卒の同時期調査の結果を比較してみましょう。[図表1]が文系、[図表2]が理系です。例年同様にピークは、文理ともに「当年3月」で、文系で82%、理系で75%となっています。ただ、グラフからも分かるようにどちらも漸減傾向となっており、2020年卒ではそれぞれ86%、85%となっていました。理系に至っては10ポイントも減少したことになります。

[図表1]プレエントリーした時期(文系/3年比較 複数回答)

資料出所:HR総研「2022年卒学生の就職活動動向調査」(2021年6月。以下[図表]も同じ)

[図表2]プレエントリーした時期(理系/3年比較 複数回答)

 一方、年々増加しているのが「前年12月以前」から「当年2月」にかけての早期です。「前年12月以前」は、文系では、2020年卒23%だったものが2022年卒では46%と倍増、理系でも2020年卒27%だったものが2022年卒50%とほぼ倍増し、半数に達しています。「当年1月」も、文系は2020年卒27%だったものが2022年卒49%、理系でも2020年卒27%だったものが2022年卒では47%と、「前年12月以前」に近い数値となっています。「当年2月」も、文理ともに20ポイント前後の伸びを示しています。
 就職ナビでのプレエントリー受付は、就活ルールにのっとって「3月1日」からになりますが、各企業のホームページではそれよりも早くからプレエントリーの受付が始まっており、就活ルールの「3月1日 採用広報解禁」は完全に有名無実化しているといえます。

活用した就職サイト、「OpenWork」「unistyle」もランクイン

 本欄の5月掲載の記事では、3月に実施した「2022年卒学生の就職活動調査」の結果として、「活用している就職サイトTOP10」を文理別に取り上げましたが、今回の調査ではさらに就活活動期を前半(2021年2月まで)と後半(2021年3月以降)に分けて、それぞれで活用した就職サイトを複数選択方式で聞いてみました[図表3]

[図表3]活用した就活サイトの時期別比較(複数回答)

 文系では、2月までは「マイナビ」が89%で最多で、次いで「リクナビ」が78%、「楽天みん就」が73%などとなっていましたが、3月以降になると、「マイナビ」(84%)、「楽天みん就」(78%)、「リクナビ」(69%)と、「マイナビ」「リクナビ」の利用率が下がったことで、2位と3位が入れ替わりました。また、2月までと3月以降を比較すると、従来型の就職ナビ系の利用率が軒並み下がり、口コミサイト系の人気が上昇していることが分かります。理系でも文系と同様の傾向が見られます。
 これらの傾向は2021年卒学生でも同様となっており、学生にとって、従来型の就職ナビの利用目的は、今や「インターンシップ参加登録」がメインとなっており、以前より採用選考のプレエントリーやセミナー参加申し込みのために活用する学生は減少し、インターンシップから選考に進んでしまう学生や、各企業のホームページから直接エントリーする学生、逆求人系サイトを通じた企業からのアプローチに応じる学生等が増えていることが推測されます。この結果、3月以降での利用率が下がることとなり、学生の就職活動における就職ナビの価値が少しずつ変わってきているとともに、就職サイトが多様化する中で、学生は自身が志望する企業情報(エントリーシート情報、選考情報、社員評価等を含む)を効率的に得られるサイトを求めていることがうかがえます。
 なお、今回の調査から就職サイトの選択肢に「OpenWork」と「unistyle」を追加したところ、どちらもTOP10に顔を出す結果となりました。ちなみに「OpenWork」は、本来は転職者向けの口コミサイトですが、他サイトにはない社員の口コミ情報を求めて、年々学生の利用が伸び、今ではユーザーの3割は学生になっています。

 この2サイトについて、学生の評価コメントを紹介します。

【OpenWork】

・内々定をいただいた企業から、どこを選ぶかを検討する際に口コミ情報が欲しかったため(文系・早慶大クラス)

・実際に働いている方の口コミを見ることができたため、企業選びに大変役立った(文系・上位国公立大)

・会社の強み弱みを現場レベルで知れるから(文系・上位私立大)

・クチコミや企業の経営課題を一目で分かる点が優れていた。グラフで表されている点が他と比較しやすいと感じた(理系・中堅私立大)

【unistyle】

・オープンチャットは、選考中の情報収集がリアルタイムでできるから(文系・旧帝大クラス)

・ESの書き方などをはじめとした就活のいろはを具体例に沿って学ぶことができたため(理系・上位私立大)

・さまざまな先輩方のエントリーシートを見ることができるため。実際に経験した内定までの流れやその際、面接などでどのようなことに気を付けて、どのようなことを聞かれたのかを把握することができるため(理系・早慶大クラス)

大学クラスが高いほどHP閲覧社数が伸びる

 次に「閲覧した採用ホームページの社数」について見てみましょう。文系全体では、「10~14社」が最も多く21%、次いで「15~19社」と「20~24社」がともに15%、などとなっており、「10社」以上を閲覧した割合は8割以上を占めます[図表4]

[図表4]閲覧した個別企業の採用ホームページ社数(文系)

 大学区分別に見ると、大学クラスが高いほど閲覧社数が多い傾向が見られ、早慶クラスでは「10社」以上が90%である一方、「その他私立大学」では71%と19ポイントの差異があります。また、早慶クラスでは「40社以上」の割合が18%と、2割近くもあります。
 理系全体で最も多いのは「5~9社」で23%、次いで「10~14社」が22%などで、「10社」以上を閲覧した割合は65%となっています[図表5]

[図表5]閲覧した個別企業の採用ホームページ社数(理系)

 文系全体と比較すると、「10社」以上を閲覧した割合は文系より16ポイントも低く、採用ホームページの閲覧社数は文系より全体的に少ない傾向が見られます。ただし、大学クラスが高いほど閲覧社数が多い傾向については文系と同様で、旧帝大クラスと早慶クラスでは「10社」以上がともに76%である一方、「その他私立大学」では48%と半数に満たず、28ポイントもの大きな差異があります。
 このように、大学クラスが高い学生を中心に個別企業の採用ホームページ情報を重視する傾向があることを踏まえると、企業は自社の採用ホームページの充実を強化する必要性が高まっているといえるでしょう。対面型のセミナー・説明会やOB/OG懇談会、研究所・工場見学等の開催が依然として困難な状況下では、これらを補てんするようなコンテンツの工夫が求められています。

オンデマンド配信よりもライブ配信が人気

 次に、企業が個別に実施するセミナーや企業説明会への参加社数を見てみると、文系では「10~14社」が最も多く19%、次いで「15~19社」と「30社以上」がともに13%などとなっており、「10社」以上の割合は63%と6割を超えています[図表6]

[図表6]個別企業セミナー・説明会の参加社数

 一方、理系では「4~6社」が最も多く20%、次いで「1~3社」と「10~14社」がともに18%などとなっており、「10社」以上の割合は40%で、文系よりは明らかに参加社数が少ない傾向にあります。「30社以上」に至ってはわずか5%にとどまり、文系(13%)と比べると2分の1以下になっています。
 企業が実施するセミナーや会社説明会は、今年もオンラインが主流となっています。そこで、オンラインセミナーの二つの配信方式(ライブ配信・オンデマンド配信)のどちらが望ましいかを聞いてみた結果が[図表7]です。文系・理系での差異はそれほど大きくなく、それぞれ52%、56%と半数以上の学生が「ライブ配信」を支持し、「オンデマンド(録画)配信」は31%、25%にとどまりました。それぞれを選択した理由も紹介します。

[図表7]好ましいオンラインセミナー形式

【ライブ配信】

・双方向のやりとりができるため(理系・その他国公立大)

・録画だと後で見ようという気持ちになって見ないことがある(理系・旧帝大クラス)

・リアル感があって、会社のことが伝わりやすい(文系・中堅私立大)

・質疑応答など、リアルタイムで反応が返ってくるため(理系・上位国公立大)

・質問対応やオーディエンスに合わせた進行の変化など双方向性があるため(理系・旧帝大クラス)

・録画だと形式的で内容が伝わってこない(文系・中堅私立大)

・録画したものだとライブ感がなく、まるでユーチューブでも見るようで頭に入りづらかった(理系・その他国公立大)

・背筋が伸びるし、その場で質問を消化できる(文系・上位私立大)

・採用担当者の熱意が伝わる(文系・その他私立大)

・そのときしか聞けないため、より集中しようと思えるから(文系・上位私立大)

・自分で参加者を確認できるため、その会社に興味を持っている人の大学のレベルや人数を把握できた(理系・その他国公立大)

【オンデマンド(録画)配信】

・通信環境のトラブルが起こりセミナー等の内容が妨げられることがないから(文系・早慶大クラス)

・自分の予定に合わせていつでも見ることができる。速度を変更できるため、時間を有意義に使うことができる(理系・上位国公立大)

・自分の好きな時間に、服装やメイク関係なくリラックスして聴けるから(文系・その他私立大)

・スライドをじっくり見ることができる、見返すことができる(文系・その他私立大)

・ライブでも質問が届きにくいことに変わりはないので、概要を知るという意味ではオンデマンドのほうが効率いいと思った(文系・旧帝大クラス)

・説明会が重なってしまって参加できなかったということがないから(文系・中堅私立大)

・リアルタイムだとメモを取る時間が限られるが、録画形式なら必要な情報を何度も確認でき、メモを取れるため(理系・その他国公立大)

面接社数を押し上げるオンライン面接

 セミナー・説明会の次は、いよいよ面接です。まずは、面接社数について2020~2022年卒の同時期調査の結果を比較してみましょう。[図表8]が文系、[図表9]が理系です。

[図表8]面接社数(文系/3年比較)

[図表9]面接社数(理系/3年比較)

 2022年卒の文系で最も多いのは、「10~14社」の23%、次いで「4~6社」18%、「7~9社」17%、「15~19社」14%などとなっています。これに対して2021年卒では、「4~6社」が22%で最多、次いで「7~9社」20%、「10~14社」19%、「1~3社」14%、「15~19社」9%などとなっていましたので、2022年卒のほうが、面接社数が伸びていることが分かります。
 2022年卒を2020年卒と比較しても、「4~6社」など社数の少ない項目で減少し、「10~14社」「15~19社」など社数の多い項目で軒並み増加していますので、過去3年間で最も面接社数は多かったといえます。オンライン面接の普及が、遠隔地の企業等への応募を促進し、面接社数を押し上げたものと推測されます。
 理系でも2021卒との比較では、「1~3社」や「4~6社」といった社数の少ない項目の割合が減少し、「7~9社」以上の項目では軒並み増加、あるいは横ばいとなっていますので、2021卒よりも面接社数がやや伸びています。ただ、2020年卒と比較すると、「1~3社」が増加し、「15~19社」「20~24社」などは微減になっていますので、2020年卒よりは面接社数はやや減少したといえます。
 オンライン面接の普及という背景は文系と変わらないものの、理系学生の争奪戦は激しくなっているとともに、推薦応募の学生が何割か含まれていることもあり、総じて理系の面接社数は文系と比較して少ない傾向となっています。「10社未満」(「0社」~「7~9社」の合計)と「10社以上」(「10~14社」~「30社以上」の合計)の割合を比較してみると、文系では「10社未満」48%、「10社以上」52%とほぼ半々ながら「10社以上」の割合のほうがやや多いのに対して、理系では「10社未満」72%、「10社以上」28%と、圧倒的に「10社未満」の割合のほうが多くなっています。

応募企業層により面接形態に差異が

 コロナ禍の中で、対面型面接よりもオンライン面接が主流になったとよく言われますが、それを具体的な数字で検証してみました。まずは、「一次面接」の面接形態について、オンライン面接と対面型面接の割合を聞いた結果が[図表10](文系)と[図表11](理系)です。応募企業層の違いによる差異を見るため、大学クラス別のデータを用意しました。

[図表10]一次面接の形態(文系)

[図表11]一次面接の形態(理系)

 文系全体では、「オンライン面接のみ」の割合は45%ですが、「旧帝大クラス」では実に67%と3分の2に上り、「早慶クラス」56%、「上位国公立大クラス」「上位私大クラス」はともに51%となっているのに対して、「中堅私大クラス」31%、「その他私立大学」35%となっています。応募企業に占める大企業の割合が多い層ほど、オンライン面接で一次面接が実施され、その他の企業規模の割合が高まるにつれ、オンライン面接の比率は低下していることがうかがえます。逆に、「対面型面接のみ」と「対面型面接のほうが多い」の合計の割合は、文系全体では10%であるものの、「旧帝大クラス」4%、「早慶クラス」5%にとどまり、「その他私立大学」では21%にも上ります。
 一方、理系に目を向けてみると、大学クラスを問わず、全体的に「オンライン面接」比率が高くなっています。例えば、「オンライン面接のみ」の割合を比較してみると、理系全体では62%と文系よりも17ポイント高く、「旧帝大クラス」78%(+11ポイント)、「早慶クラス」72%(+16ポイント)などとなっており、最も割合が低い「中堅私大クラス」でも44%(+13ポイント)となっています。ただ、大企業への応募が多いであろう大学クラスほど、オンライン面接の割合が高くなることは、文系と全く同様です。

最終面接では大企業も対面型へ

 「一次面接」の面接形態は、応募企業の企業規模による差異が大きく見られましたが、「最終面接」ではどうでしょうか。「最終面接」の面接形態について、オンライン面接と対面型面接の割合を聞いた結果が[図表12](文系)と[図表13](理系)です。「一次面接」と比較するために、こちらも応募企業層の違いによる差異を確認できるように、大学クラス別のデータを用意しました。

[図表12]最終面接の形態(文系)

[図表13]最終面接の形態(理系)

 まず、文系を見てみると、「オンライン面接のみ」の割合は、「旧帝大クラス」でさえ31%と「一次面接」(67%)と比較すると36ポイントも低く、半分以下となっています。「上位国公立大クラス」27%(-24ポイント)、「早慶クラス」26%(-30ポイント)と続き、最も少ない「その他私立大学」では14%(-21ポイント)にとどまります。「オンライン面接のほうが多い」との合計で見ても、「旧帝大クラス」では61%と「一次面接」の96%からは35ポイントも低く、「その他私立大学」では32%と41ポイントも低くなっています。一方の「対面型面接のみ」の割合も、「一次面接」ではわずか2%だった「旧帝大クラス」で16%、同じく2%だった「その他私立大学」に至っては32%と30ポイントも高くなっています。企業規模による差異はもちろんありますが、「一次面接」と比べれば、大企業でも「対面型面接」に踏み切った企業が少なくなく、「オンライン面接」の比率は大きく低下しています。
 理系を見てみると、「オンライン面接のみ」の割合は、「旧帝大クラス」で46%、「早慶クラス」では56%と、文系と比べて高止まりしていることが分かります。「その他私立大学」でも33%と文系よりも19ポイントも高くなっています。「対面型面接のみ」と「対面型面接のほうが多い」の合計を見てみると、「旧帝大クラス」は17%、「早慶クラス」は19%で、文系と比較するとそれぞれ22ポイント、12ポイント低くなっています。「その他私立大学」では42%あるものの、それでも文系の55%からは13ポイント低くなっています。理系の場合には、研究の妨げにならないよう、移動時間を節約できる「オンライン面接」を採用している企業も少なくないと思われます。
 大企業を含めて、「一次面接」と比べて「最終面接」を「対面型面接」で実施する企業が多くなっている理由の一つに、「オンライン面接」での"グリップ力"の弱さが挙げられます。企業から学生へ、あるいは学生から企業へ、面接での言語情報以外のもの(熱意・温度感や雰囲気・社風・空気感など)をお互いに伝えきれず、内定辞退やミスマッチにつながりかねないとの懸念です。それを払拭(ふっしょく)すべく、「最終面接」を対面型で実施しようとするわけですから、「対面型面接」導入企業においても、その懸念が少ないと思われる応募者の場合には、「最終面接」もオンラインで実施することもあるということでしょう。例えば、推薦応募の理系の場合には、原則的には「内定=内定承諾」となりますから、"グリップ力"にこだわる必要はありません。また、「最終面接」までの過程で十分なコミュニケーションが取れており、内定辞退の懸念がないのであれば、オンラインでも問題ないことになります。理系と比べて活動量(応募社数)が多い文系に対しては、最後の"グリップ力"を働かせるべく、「対面型面接」を導入せざるを得ないというのが企業の実情なのでしょう。

序盤はオンライン、最終面接は対面型を希望する学生

 「オンライン面接」と「対面型面接」の両方を体験した学生に、どちらの面接形態が望ましいかを聞いてみたところ、文系・理系ともに「どちらともいえない」とする学生が3分の1程度いるものの、大差で「オンライン面接」のほうが望ましいという結果になりました[図表14]。ただし、すべてがオンラインで完結することへの不安の声も聞かれます。最後に、それぞれの理由を紹介します。

[図表14]好ましい面接形態

【オンライン面接】

・自宅から参加でき、負担が少ないと思ったから(文系・早慶大クラス)

・交通費がかからず、開始直前まで準備ができるので精神面肉体面での疲労が少ない(文系・上位私立大)

・時間とお金の問題でオンラインを選んだが、会社の雰囲気を見るためにも最終面接は対面がいいと思った(文系・その他私立大)

・一日に3社くらい面接を入れられるから(文系・上位私立大)

・面接以外の些細なことに気を遣わなくていいため(理系・上位国公立大)

・対面だと圧迫されるイメージがあるため(理系・上位国公立大)

・面接はオンラインのほうが遠方からでも参加できとてもよい(人生の選択肢が豊富)。ただ、面接の後に、内々定承諾前に企業を訪問できる機会が欲しい(理系・その他私立大)

・研究と両立しやすいため(理系・上位国公立大)

・コロナによる移動の心配をする必要がないから(理系・その他国公立大)

・30分程度の面接のために企業まで行く効率が悪いと感じる(理系・上位国公立大)

【対面型面接】

・相手のリアクションが分かりやすいし、会話している感じがいいから(文系・中堅私立大)

・オフィスの雰囲気を見られる、面接官とコミュニケーションを取りやすい(文系・上位国公立大)

・オンラインだとコミュニケーションも取りづらいし、映ってしまうものを排除しなくてはならないなど、煩わしい部分が大きいから(文系・上位私立大)

・対面型のほうが他人との対話という雰囲気が非常にあり、機械に話しかけているよりは話しやすいと感じた(文系・上位私立大)

・ライブ感が伝わり、表面的な部分だけでなく、より人間性が伝わるのが対面だと感じたから(文系・旧帝大クラス)

・対面のほうが面接官の呼吸などが分かる気がするから(理系・旧帝大クラス)

・オンラインは気が緩む(理系・その他国公立大)

・対面型のほうが意思疎通を取りやすく、こちらの雰囲気も知っていただけると思うから(理系・その他国公立大)

【どちらともいえない】

・オンライン面接では時間・場所の拘束力が少なく、1日に何社もの面接を受けられるというメリットがある一方、対面面接では全身で自分の思いや印象を伝えられるというメリットがあると感じるから(文系・その他国公立大)

・序盤の面接はオンラインで十分だが、就活生としても実際の雰囲気は知りたいので後半からは対面でいいと思う(文系・その他私立大)

・オンラインだと金銭的なメリットと感染予防できるというメリットが、対面だと実際の職場を感じられるなどのメリットがあり、どちらとも言い切れない(理系・旧帝大クラス)

・オンライン面接だと長距離を移動する必要がないので、体力を温存でき、準備に多くの時間をかけられるのはメリットだと思う。ただ、最終面接まですべてオンラインだと、自分が実際に入社して働くイメージがつかみづらく、それはそれで不安になった(理系・上位国公立大)

・志望度が高い企業などは熱意なり人となりを伝えやすそうな対面が望ましい。一方で、志望度が低く対策が不十分になりがちな企業のときは、カンペを見ながら受けられるオンライン面接に助けられた(理系・旧帝大クラス)

・本社が自宅から遠かったり、感染者が多く出ていたりする場合はオンライン面接がいいが、そうでない場合や実際に会社の中を見て雰囲気を知りたい場合は対面型面接がよい。そのときの状況に応じて、就活生側にもオンラインと対面を選択できるようにしてほしかった(理系・その他国公立大)

 次回は、「内定」に関連したトピックスを見ていきたいと思います。

寺澤 康介 てらざわ こうすけ
ProFuture株式会社 代表取締役/HR総研 所長
86年慶應義塾大学文学部卒業、文化放送ブレーンに入社。営業部長、企画制作部長などを歴任。2001年文化放送キャリアパートナーズを共同設立。07年採用プロドットコム(ProFuture)を設立、代表取締役に就任。約25年間、大企業から中堅・中小企業まで幅広く採用コンサルティングを行ってきた経験を持つ。
著書に『みんなで変える日本の新卒採用・就職』(HRプロ)。
http://www.hrpro.co.jp/

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