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[2021.04.09]

BOOK REVIEW『チームワーキング ―ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方』

中原 淳/田中 聡 著
立教大学経営学部 教授/立教大学経営学部 助教 
A5判/232ページ/定価2000円+税/日本能率協会マネジメントセンター 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊


 今、多くの職場に"危機が押し寄せている"と著者は言う。変化が激しく将来の予測が困難なVUCAの時代において、チームが機能不全を起こすケースが増えているが、チームを動かすスキルは経験から学ぶことが多く、身につけるのは容易ではない。本書は、人材開発・組織開発の研究者である著者らが、これまでに蓄積してきたケースとデータを基に「チームワーキング」の秘訣(ひけつ)を解説する一冊である。

 チームワーキングとは、①チームメンバー全員で、②チーム全体の動きを俯瞰(ふかん)的に見つめ、③相互の行動に配慮し合い、目標に向けてダイナミックに変化しながら、成果創出を目指すチームの状態と表される。そして、本書では、チームワーキングを生み出すための行動原理として、"Goal Holdings(目標を握り続ける)""Task Working(動きながら課題を探し続ける)""Feedbacking(相互にフィードバックし続ける)"の三つを提唱する。本書の第3章~第5章では、実際のビジネス課題の解決にチームで取り組んだ、立教大学の学生たちの膨大なケースとデータに基づいて、これら三つの行動原理を詳しく解説していく。

 "成果の出るチーム"と"成果の出ないチーム"の大きな違いとして、本書では、チームにおけるメンバーの行動以前に、メンバーがチームやチームワークをどう見ているのかという「チームに対する見立て」を挙げている。チームリーダーや管理職層としては、本書で得た知見をチームのメンバーと共有することで、メンバー一人ひとりの視点と行動が変わり、チームワーキングの状態を生み出すことができるのではないだろうか。本書を活用して、ぜひ、自社のチームを"アップデート"してほしい。

 



チームワーキング ―ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方

内容紹介

チームを構成するメンバー全員の賢さと振る舞いこそが、チームの成果の成否を決める。さまざまな現場で「チームを前に進めたいと考えているすべてのひとびと」に向けて、チームワークについて論じる。

世の中の物事の多くは「個人の独力だけ」では達成できない物事であふれています。だからこそ、私たちは、他者とつながり、タスクをつなぎ、物事を達成しようとします。大小さまざまの異なるチームが重層的に重なり合いつつ、必要なタスク・作業を分担しながら、社会を成り立たせているのです。すなわち社会は「チーム」と「チームワーク」に満ちています。
しかし、みんなが集まれば何となくチームができ、みんなでやれば何となく「よいチームワーク」が生まれる、などということはまずありません。どんなに優秀なメンバーが集まったとしても、お互いに、いがみ合い、最低のクオリティの仕事しか達成できない、といったこともしばしば起こることです。人が集まれば、いつだって自分の思い描いた通りにはいかず、想定外の出来事が起こるものです。
チームワークとは、ひとびとにとって必要な社会的営みでありながら、私たちの頭を悩ませ続ける「難問」の一つなのです。

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