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[2020.12.25]

BOOK REVIEW『図解 不祥事の社内調査がわかる本』

竹内 朗、大野 徹也 編 プロアクト法律事務所 著
A5判/208ページ/定価2500円+税/中央経済社 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊

 

 不祥事が表面化することで、企業価値が損なわれるケースは後を絶たない。最近では異物が混入した医薬品による健康被害問題、数年前には大手鉄鋼メーカーの品質データ改ざん問題などが大きな話題となった。こうした不祥事の発生は、企業経営に深刻な影響を及ぼすものだが、不祥事対応の際に重要となるのが「社内調査」である。適切な社内調査を実施できる否かが、その後の対応や経営判断へとつながり、企業の命運を分けるといっても過言ではない。

 本書は、社内調査の意義や全体像から具体的な進め方までを、実務目線で解説した一冊である。"何を調べるのか"(調査対象事実)や"誰が調べるのか"(調査体制)といった大枠の話から始まり、客観的証拠の保全・収集・検証、関係者ヒアリング、調査報告書の作成、調査終了後の対応など、実際の社内調査の流れに沿って、それぞれのポイントを見ていく。一つ一つのテーマ(例えば、関係者ヒアリングであれば「対象者の選択と話を聴く順序」「ヒアリングの技法」「録音」など)が、テキスト解説と図解による見開き2ページ単位でまとめられており、どこに要点があるのかがビジュアル的にも理解しやすい点も大きな特徴だ。

 実際に不祥事の社内調査を経験したことがある人は、それほど多くないかもしれない。しかし、不祥事の発生は、予期できないケースも多く、いざ表面化した際には、適切かつ素早い対応が求められることとなる。実務目線で詳細な内容まで踏み込んだ本書を、経験のある方にも未経験の方にもオススメしたい。もちろん、不祥事が起きない・起こさないことは最も重要だが、不祥事を「あってはならないもの」と遠ざけるのではなく、「必ず起きるもの」と位置づけて正面から向き合い、有事に備えておくことも大切だろう。

 



図解 不祥事の社内調査がわかる本

内容紹介

不祥事に直面した企業が的確な社内調査を行うことができるよう、
実務を解説したガイダンス。


不祥事に直面した企業が的確な社内調査を行うことができるよう、そのノウハウを実務目線で図とともに徹底解説。社内調査の本質を説き、客観的証拠の収集や関係者ヒアリングといった実際に調査を進める際の留意点を取り上げる。
見開き2頁で1テーマを扱い、ビジュアル的に要点を早わかりできるように工夫。

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