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[2020.07.31]

BOOK REVIEW『日本企業のタレントマネジメント―適者開発日本型人事管理への変革』

石山恒貴 著
法政大学大学院政策創造研究科 教授 
A5判/248ページ/定価3200円+税/中央経済社 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊

 「タレントマネジメント」という取り組みについて、ここ20年ほどの間に学術的な研究は蓄積されてきたものの、概念の定義には曖昧な部分が多くあると著者は指摘する。こうした問題意識を踏まえ執筆された本書は、タレントマネジメントの背景や定義についての先行研究を基にした検討と、日本型人事管理の実態の分析を行った上で、"タレントマネジメントの考え方は日本型人事管理において受容できるものなのか"という視点での分析を体系的にまとめた一冊である。

 先行研究のレビューをとおして、タレントマネジメントの背景と定義について検討する第1章、日本型人事管理の強み・弱みから特徴を捉える第2章を出発点に、本書の議論は進む。第3章では"本書としての"タレントマネジメントの定義を示した上で、リサーチクエスチョン(研究課題、論文の根底にある問い)を設定し、第4章と第5章において仮説を検証しながらリサーチクエスチョンへの考察を述べる――という流れだ。多くの先行研究の要旨を把握でき、タレントマネジメントがどのように認知され、実践されてきたかに関する潮流を捉えることができる。

 著者は、大学教授であるとともに、企業の人事部門の担当者を20年以上にわたり務めてきた実務キャリアも持つ研究者だ。第6章から第8章で取り上げられる3社の事例研究では、聞き取り調査の中で経営や人事の立場から率直な意見が引き出されている点が大きな特徴となっている。タレントマネジメントについての議論を網羅的に学びたい実務家に、ぜひ手にしてもらいたい。

 



日本企業のタレントマネジメント―適者開発日本型人事管理への変革

内容紹介

人事分野で注目されているタレントマネジメントとはどのようなもので
日本型人事管理に馴染むものなのか。
体系的に整理し、事例研究などにより分析。
今後の方向性を示す待望の体系書!

タレントとは、個性に応じた天賦の才能を有しながら努力してその開発を継続する個人であり在籍する組織の環境に適合し貢献する存在である。
タレントマネジメントとは、組織が,その競争戦略をタレント戦略に転換したうえ
で適者開発を前提として、タレントを引きつけ、開発し、留め続けることである。

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