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[2020.04.10]

BOOK REVIEW『組織論と行動科学から見た 人と組織のマネジメントバイアス』

曽和利光、伊達洋駆 著
人材研究所 代表取締役社長/ビジネスリサーチラボ 代表取締役 
A5判/283ページ/1800円+税/ソシム 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 本書は、企業の現場で当たり前と思われている「常識」と、学術界における「常識」のギャップを捉え、それを「バイアス=誤った思い込み」という形でまとめられた一冊だ。長年にわたり人と組織のマネジメントに関わってきた曽和利光氏と、マネジメント領域の研究に従事し、「研究と実務の融合」を目指し活動してきた伊達洋駆氏により執筆されている。

 本書で取り上げるバイアスは全部で45個に上り、「採用」「育成」「評価」といった人のマネジメントに関するテーマと、「成長」「文化」などの組織マネジメントに関するテーマに大別されている。それぞれのバイアスを取り上げるに当たっては、実務面で「常識」とされている考え方を概観した上で、関連する学術的なキーワードを結びつけて深掘りしていく。例えば、「組織に入れば、順応して、人の価値観が変わる」といった常識については、関連するキーワードとして「組織社会化」(個人が組織内の役割を引き受けるのに必要な知識や技術を獲得するプロセスのこと)をまず紹介する。企業実務において、このような常識が生まれた背景やその問題点、キーワードにまつわる研究分野での知見などを解説した上で、両者のギャップを埋めるために有効なアプローチを探っていく。

 学術研究になじみがない人でも読みやすいよう、専門用語はなるべく使わずに分かりやすい言葉で解説している点も、本書の特徴の一つだ。実務に携わる人事担当者にとって、学術研究について知っておくことは、「勘と経験」だけに頼らず判断の質を高めていくために、一つのよりどころとなるはずである。

 



組織論と行動科学から見た 人と組織のマネジメントバイアス

内容紹介

強い組織文化、競争環境、相対評価、ダイバーシティ、MBO、これらはすべて、「マイナス」の効果が! 採用、育成、評価などの常識は、「誤った思い込み」ばかり!
学術研究からわかった組織運営の常識と非常識。研究知と実践知を縦横無尽に活用し、多様な思考を喚起する骨太な1冊。

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