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[2019.10.25]

BOOK REVIEW『現場で役立つ! ハラスメントを許さない現場力と組織力』

鈴木瑞穂 著
株式会社インプレッション・ラーニング コンプライアンス・法務教育部門インストラクター 
四六判/208ページ/定価1600円+税/日本経済新聞出版社 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 「女性社員の髪型を褒めたらセクハラと言われた」「デスクに家族写真を飾るのはセクハラ?」「部下の言葉遣いを何度も注意したらパワハラだと反発された」――ハラスメント問題では、判断が難しい"グレーゾーン"への対応こそ、最も気になるポイントだろう。"グレーゾーン"の場合、個々のケースがセクハラやパワハラとなるか否かは、その時々の状況や、行為者と相手方との関係に大きく左右される。このようにハラスメント問題は一筋縄ではいかないが、著者は、適切な対応のために「現場力」と「組織力」がバランスよく連動することが重要だと指摘する。

 「現場力」は、全社員がハラスメントについての正しい知識を共有し、スタッフ層が自身の不平不満を安易にセクハラ・パワハラという言葉に置き換えないこと、管理職が適切に対処するための知識・スキル・センス等を身につけることで向上させることができる。これと対をなす「組織力」は、全社的な環境を整え、ハラスメント問題に対する会社の基本方針、対応する組織を確立し、現場力を向上させるための施策を実施することを指す。本書は、この二つの力を軸に、ハラスメント問題への対応プロセスとゴールのイメージを明確にし、セクハラ・パワハラ問題への正しい理解と具体的な対応方法を解説する。

 著者は企業法務・コンプライアンスに関する企業内研修の講師を務めており、本書では、研修受講者の実際の経験などから得た、"グレーゾーン"を含む20の事例を紹介する。ハラスメントの本質から丁寧に解説していくことで、グレーゾーンの事例にも臆(おく)せずに向き合っているのが本書の特徴と言える。一歩踏み込んだハラスメント対策に向けて、ぜひ本書を活用してほしい。

 



現場で役立つ! ハラスメントを許さない現場力と組織力

内容紹介

○2019年5月の通常国会で「改正労働施策総合推進法」が成立、大企業では2020年4月から、中小企業でも2022年4月からパワハラ防止措置が義務化される。
○これまでのように、上司のコミュニケーションスキルの拙さで処理される話ではなくなり、組織対応が必須の重要な経営課題となった。
○本書は現場レベルと組織レベルでの対応を個別に解説、組織対応でなければ解決しない課題が多くあることを示し、具体的な処方箋も示す。
○働き方改革による仕事量と人員のアンバランス、労基法違反につながりかねない混在型パワハラ――ハラスメント問題を正しく理解し、部下を正しく指導・育成するための指南書。

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