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[2019.08.09]

BOOK REVIEW『人材争奪 世界基準のタレントを確保する』

平本宏幸 著
ウイリス・タワーズワトソン タレント&リワード ディレクター 
四六判/240ページ/定価1500円+税/日本経済新聞出版社 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 ITエンジニアをはじめ、高度な専門性、創造性を備えた優秀人材の争奪戦が世界的に激化している。その企業間競争の構図は従来からどのように変化し、最前線の企業はどのような誘引・リテンション策を駆使しているのか。GAFAをはじめとする米国テック企業の取り組みを俯瞰しつつ、「人材が市場化した時代」のマネジメントの在り方に切り込んだ一冊である。

 個人の創造性が圧倒的な価値を生み出す今日、そのパフォーマンスに報いるために徹底した報酬の差別化・高額化が進む一方、さらに有力企業が競い合うのが「環境の差別化」だ。魅力的な仕事や手厚い福利厚生などユニークな取り組みも目立つ一方で、著者はその背景にある企業文化こそが最大の差別化要因であると指摘する。さらに引き寄せた優秀人材に、いかにパフォーマンスを出させ続けるか。テック企業が取り組んだパフォーマンスマネジメント変革の取り組みも人事パーソンにとっての読みどころの一つだ。

 人材争奪の大きな背景にあるのは「創造性」が重視される事業環境変化への対応であり、求められる人材を獲得するため、先進企業ではマネジメント施策の抜本的刷新が進みつつある。そうした競争下にある日本企業に対して、著者は「創造性」「専門性」「多様性」の三つの軸からマネジメントの在り方を問い直す必要を説く。創造的活動における個々人の貢献をいかに評価・処遇していくか、自社に必要な専門性を獲得する戦略をどう描くか、多様性をいかに取り入れ、さらに「個」の違いにどう対処していくか――おそらく今、各社が直面する課題につながる部分がきっとあるだろう。

 



人材争奪 世界基準のタレントを確保する

内容紹介

創造的な仕事を担う優秀な人材、とりわけAI開発などに携わるエンジニアなどの優秀層をめぐり、世界レベルでの人材獲得競争が繰り広げられている。アメリカや中国はもとより、最近では日本でも若手に対する高額報酬の提示が報じられている。限られた優秀な人材に対して手厚い報酬で処遇することは重要だが、それだけで人材を獲得するのは難しい。いまや、会社としての魅力をどのように示せるかという「バリューの競争」にシフトしつつある。本書では、注目される米IT大手などの最新の動きに触れながら、採用の最前線ばかりでなく、採用後の処遇や転職を引き留める工夫なども解説。有力企業が求める「稼ぐ人材」像を深掘りするともに、会社は働き手に何を提供すべきかを検討。外国企業の実態にも詳しい人材コンサルティング大手のベテランが、採用する側、採用される側の双方にとって示唆に富む手法、人材マネジメントを徹底解説する。

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