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[2019.07.26]

BOOK REVIEW『職場の紛争学 実践コンフリクトマネジメント』

各務晶久 著
経営・人事コンサルタント 株式会社グローディア 代表取締役 
新書判/232ページ/790円+税/朝日新聞出版 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 多様な価値観を持つ人材が一つの職場に混在する中、ちょっとした意見の食い違いによる対立・葛藤(コンフリクト)の場面は増えている。こうした対立を解消するために有効な手法として、本書では「コンフリクトマネジメント」を紹介する。同手法は"意見や価値観の対立を構造的に捉えたり、その効果的解消法を組み立てたりするマネジメント手法"であると著者は説明する。

 コンフリクトマネジメントは、どちらが悪いのかを考えるのではなく、双方がどのような思いで物事を捉えているのかを解釈していくことがポイントとなる。実例として、本書では「ゆとり社員 vs. バブル上司」「女性総合職 vs. 男性上司」など、著者が実際に第三者として携わった六つのケースをピックアップ。著者が当事者双方と会話して見えてきたそれぞれの思いを丁寧に描き、どこに問題があったのかを整理する。さらに、ケースの最後には人事マネジメント上の打ち手もアドバイス。最終章では、理論編としてコンフリクトが発生するメカニズムや、解決に向けて有効な対応方法を解説する。

 これまでの日本企業では、対立を回避するために極力均質的な考え方を持つ集団を作り上げてきた。しかし、人口減少時代に入り、多様な人材を有効に活用していくことが求められる今日、コンフリクトを避け続けるのではなく、むしろ相互理解を進めるチャンスとしてマネジメントしていくべきであると著者は指摘する。コンフリクトの当事者として悩む人だけでなく、当事者と向き合い、職場の問題解決に取り組む管理職や人事担当者にも一読をお勧めしたい。

 



職場の紛争学 実践コンフリクトマネジメント

内容紹介

なぜだ!皆がマジメに働いているのに…。ちょっとしたボタンのかけ違いが、職場で思わぬコンフリクト(対立・葛藤)を招く。その実態に迫り、解決のための知恵を絞る。迫真ドキュメント&渾身アドバイス。
高齢者にパート、正規、非正規など、職場の雇用形態が複雑化する日本の企業。価値観の違う人たちが入り乱れる職場で起きがちな対立・紛争(コンフリクト)の解決法を、実際に起きた事例をもとに、すご腕人事コンサルタントがズバリ指南する。

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