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[2019.04.12]

BOOK REVIEW『モチベーション・ドリブン 働き方改革で組織が壊れる前に』

小笹芳央 著
株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長 
四六判/224ページ/1400円+税/KADOKAWA 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊




 人事担当者のみにとどまらず、社会の関心事でもある「働き方改革」が組織を壊す――さまざまな施策メニューの実行に関心と労力を奪われ、本来の目的=組織としての生産性向上を見失いつつある企業の動きに対して、著者は強い警鐘を鳴らす。今日、人(One)を動かし輝かせる動機とは何か。単なる"人の数"ではなく、"関係性の数"で成り立つ組織(All)はどうすれば力を発揮できるのか。「One for All、All for One」をキーワードとして、著者は論を進めていく。

 個人の欲求に寄り添いすぎれば組織成果は損なわれ、組織成果に偏れば個人は疲弊する。「One for All」と「All for One」をバランスよく高レベルで実現することが改革成功のポイント。その視点から、第2章ではポータブルスキルを武器として、企業の支援と共に成長を図る「個人の働き方改革」を、第3章では金銭報酬に代わる「感情報酬」で個人を引き寄せ成長エンジンを動かす「企業の働き方改革」の在り方を解説する。さらに第4章では、「One for All、All for One」を無視した長時間労働是正、女性活躍推進、ダイバーシティなどの施策展開の課題を浮き彫りにしていく。

 人材難を背景とした、「for One」に偏る働き方改革施策だけでは組織の力は高まらない。「for All」すなわち"統合"を図る施策が競争優位を生み出す従業員エンゲーメントのカギと位置付け、第5章では「エンゲージメント経営」の実践を進めるための視点と考え方を示していく。著者は、今日の働き方改革の姿を批判的に捉える一方、働き方と組織の在り方を見直す絶好の機会とも見ている。著者自ら、「働き方改革の裏テキスト」と称する本書からのメッセージにぜひ触れてみていただきたい。

 



モチベーション・ドリブン 働き方改革で組織が壊れる前に

内容紹介

本書は働き方改革の「裏テキスト」である
「残業規制、テレワーク、フリーアドレス…本当に意味はあるのか? ここ数年、さまざまな働き方改革施策を必死に推進してきたけれど、どうにも効果が出ない。それどころか、前よりも仕事がやりにくかったり、最悪の場合、業績が落ちていたりする」という組織・チームのリーダー必読。
日本の組織変革の第一人者である小笹芳央リンクアンドモチベーション会長が、表層的な働き方改革が抱えるリスクとその回避方法、さらには働き方改革で本当に達成するべき目的とその実現方法について、緻密に解説する。

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