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[2019.02.12]

ティール組織

公開日 2019.2.12 深瀬勝範(Fフロンティア 代表取締役・社会保険労務士)

ティール組織(てぃーるそしき)

 経営コンサルタントのフレデリック・ラルーが著書『Reinventing Organizations』(邦訳:『ティール組織―マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』英治出版)の中で提唱した、進化型の組織形態。
 ラルーの説によると、組織の発達段階は、次の五つの局面に分類される。

(1)レッド組織(衝動型)
組織形態の初期の局面で、特定個人の力で恐怖による支配的なマネジメントが行われる。個人の欲求の追求のために組織が行動し、単純な分業が生まれる。

(2)アンバー組織(順応型)
特定個人への依存が弱まり、組織内で計画策定が行われ、役割分担が発生する。規則による階層構造が誕生し、軍隊的、官僚的な組織が構成される(なお、アンバーは「琥珀」を意味する)。

(3)オレンジ組織(達成型)
環境変化に柔軟に適応するため、マネジメントの中心が「命令と統制」から「予測と統制」へと移行する。効率が重視されて実力主義の組織が誕生し、複雑な階層をもつ組織が構成される。

(4)グリーン組織(多元型)
組織内の個人が重視されるようになり、多様性や文化を尊重する共同体型の組織が構成される。ボトムアップの意思決定が行われ、組織内の雰囲気は改善されるが、階層構造は残ったままである。

(5)ティール組織(進化型)
激しい環境変化に対応するため、各人が組織全体のために主体的に行動する「生命体型組織」が構成される。(なお、ティールは「青緑」を意味する。)
この組織は、次の三つの特徴をもつ。
セルフマネジメント:メンバー全員が自己管理をして目的実現のために行動する
ホールネス:メンバーの多様性を尊重し、メンバーの心理的安全を担保する
進化する目的:環境変化に合わせて、メンバー全員で目的を進化させる

 ティール組織では、「ホラクラシー経営」が行われると言われている。これは、アメリカの起業家ブライアン・J・ロバートソンが提唱した概念で、役職や肩書がないフラットな組織のもとで、社員一人ひとりが目的達成のために意思決定を行う経営を指している。

 現時点では企業の多くが「オレンジ組織」に該当すると言われており、そこで生じるさまざまな問題を解決し得る新しいマネジメント手法として、ティール組織やホラクラシー経営が世界的に注目を集めることとなった。


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