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[2018.12.14]

BOOK REVIEW『働く発達障害の人のキャリアアップに必要な50のこと』

石井京子、池嶋貫二、榎本 哲、林 哲也 著
A5判/192ページ/定価1800円+税/弘文堂 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 本書は2010年に刊行された『発達障害の人の就活ノート』から続くシリーズの10冊目に当たる。この8年の間に、発達障害そのものへの理解が社会全体で広がったことや、障害者の法定雇用率が引き上げられたことなどにより、発達障害のある人の就労は進んできた。しかし、当事者の人びとにとって、職場でのキャリアアップという次のステップを目指すに当たっては、いくつもの壁が存在すると著者は言う。

 第1章では、学校から職場へ環境が変わる中で、当事者の人びとがつまずきやすいポイントや、他のメンバーとともに仕事を進める上での基本を解説。第2章では、発達障害のある人がいきいきと働くために、当事者と周囲の双方が理解しておきたい認知や行動の特性について、脳機能の関係と合わせて解説する。第3章では当事者が仕事で直面しがちな悩みや課題をさまざまな場面から取り上げ、そこでどう考え行動すべきかのアドバイスを伝える。コミュニケーションが苦手な当事者にとって、その特性ゆえに自分自身で気がつきにくい問題が、あえて率直な形で挙げられているため、実体験と重ねやすく、当事者にとっての対処法がより明確に示されている。

 第4章では共著者である障害者就労支援の専門家が、発達障害のある人と取り組んでいる「キャリアアップ創出プロジェクト」について紹介しており、続く第5章では当事者がこれからビジネスパーソンとして身につけるべきスキルとともに、発達障害を理解し支えるための周囲の方策について述べている。本書は当事者がキャリアアップへの壁を乗り超えるための指南書であると同時に、周囲の人にとっても当事者への理解を深め、お互いの壁をなくしていくための第一歩となるだろう。

 



働く発達障害の人のキャリアアップに必要な50のこと

内容紹介

本書は、当事者の障害特性を考慮したうえで、キャリアアップに必要な知識、マナー、スキルを具体的に解説。発達障害の人のキャリアデザインを、当事者のみなさんと一緒に考える一冊です。発達障害の人が職場で活かせるスキル、ビジネスパーソンとして知っておきたいルールや心得を丁寧に解説。
障害者雇用でも管理職になれますか? チームワークってどういうこと?本音と建て前って? 人事評価が処遇につながる? プレゼンの仕方を教えてください
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