[2018.08.24]

BOOK REVIEW『メールに使われる上司、エクセルでつぶれる部下 利益生むホントの働き方改革』

各務晶久 著
経営・人事コンサルタント 株式会社グローディア 代表取締役 
新書判/208ページ/790円+税/朝日新聞出版 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 2019年4月より時間外労働の罰則付き上限規制が設けられることを受け、時間外労働の削減や生産性の向上は、企業にとって喫緊に取り組むべき課題と言える。しかし、形式的な残業規制の強化は持ち帰り残業を助長しかねず、従業員のモチベーションにも影響を与える。一方で、抜本的な改革に取り組みには人手も予算も足りない、と頭を悩ます担当者も多いだろう。本書では大規模システムの導入などではなく、低コストで実践できるさまざまな生産性改革のタネを共有する。

 本書では、コミュニケーション・コストの削減や意思決定改革など、著者が実際に企業と取り組んで成果を上げた労働生産性向上プロジェクトの4事例を中心に、その取り組みと工夫の数々を紹介している。それぞれ業種や企業規模、プロジェクトを始めた経緯は異なるものの、メールの送信や会議に使う時間、稟議書の作成など、職場に潜むさまざまな「ムダ」をあぶり出し、一つひとつつぶしていくノウハウは、どの職種・業務にも当てはめることができるものばかりだ。

 例えばある会社では、管理職が在社時間の3分の1をメールのやりとりに費やしていることが明らかになり、新たにルールを設けたことで所要時間は半分に減少、コスト削減効果は実に1億2840万円分にも上ったという。そのほか、限りなく増える会議の回数と時間をいかに減らすか、エクセルによる社内文書の過剰な作り込みをどう見直すか…など、多くの会社が思い当たる着眼点と効果的な工夫の例が数々取り上げられている。生産性向上への切り口を見つめ直す上で、きっと何らかのヒントをもたらしてくれるはずだ。

 



メールに使われる上司、エクセルでつぶれる部下 利益生むホントの働き方改革

内容紹介

その業務、ムダです!32時間の仕事が3分で終わった!?
eメール利用カイゼンで年1億2840万円カット。
真の働き方改革は単なる時短ではない。じつは営業・事務職場はムダだらけ。上司とのメールのやりとり、エクセルの資料作り……やめるだけで信じられないほど利益が生まれる。大きな投資もAI化も不要、明日からできる目からウロコのオフィス革命の決定版。

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