[2018.08.10]

BOOK REVIEW『これからはじめる在宅勤務制度 導入のステップと適正な労務管理』

毎熊典子 著
A5判/228ページ/定価2500円+税/中央経済社 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 近年、仕事と家庭の両立に向けたや柔軟な働き方の実現や業務運営の効率化など、企業経営上重要な課題への対策の一つとして、在宅勤務制度への注目が高まっている。平成30年2月には雇用型テレワークに関するガイドラインの改定が行われ、働き方改革の一環として導入を検討している企業は少なくないだろう。本書では、導入手順、労務管理体制や規程の整備、運用上のポイントなどを、実際に導入・運用している企業事例を交えながら解説する。

 第1章では、在宅勤務制度の効果や意義、中小企業による取り組みを紹介する。続く第2章で、導入手順を五つのステップで説明。実効性のある制度にするためのポイントは、試行的実施を繰り返し、現場の声を聞きながら進めることだという。第3章では、労働時間の管理や在宅勤務者の評価といった、制度導入に付随して見直すべき労務管理体制の要諦を解説する。在宅勤務者に適用する労働時間制や休憩時間の取り扱い、人事評価、労災や手当に関する事柄など、多岐にわたる見直しの要点が分かりやすくまとめられている。

 在宅勤務を行う上で必須といえるICT環境の整備とセキュリティ対策は第4章で、各種規程や書式については第5章で触れ、最終第6章では、制度導入後に多くの企業が直面すると想定される13の課題とその対策のポイントを、ケーススタディ形式で取り上げる。本書では多数の企業事例を挙げ、実際の利用者の声や調査結果などを効果的に織り交ぜており、検討段階であっても導入・運用後のイメージをつかみやすい点が特徴的である。「今まさに導入を検討中」「今後、選択肢の一つとして考えたい」など、在宅勤務制度を"これからはじめる"企業の担当者には欠かせない一冊といえる。

 



これからはじめる在宅勤務制度 導入のステップと適正な労務管理

内容紹介

労働人口の急速な減少により人材の確保が年々難しくなるなかで、育児・介護を理由とする離職の防止や業務の効率化等を目的として、在宅勤務制度を導入する企業が増えています。本書は2018年2月に公表された新ガイドラインを踏まえ、企業が在宅勤務制度を導入するに当たって検討すべき事項について解説しています。
導入の手順、労務管理体制や社内規程の整備、さらに在宅勤務制度を実効性あるものとして運用するうえで留意すべきポイントについて、在宅勤務制度導入済み企業の事例を紹介しながら、わかりやすく説明。
制度導入に必要な社内規程や、申請書・許可書のサンプルも豊富に収録しています。

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