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[2018.06.22]

BOOK REVIEW『人事こそ最強の経営戦略』

南 和気 著
四六判/320ページ/定価1700円+税/かんき出版 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 将来の成長を模索する日本企業にとって、事業のグローバル化は最重要課題といえる。競合ひしめくグローバル市場で、差別化要素として価値を高めているのが"人"の力であり、人事のグローバル化推進がビジネスの成否を左右する、という著者のメッセージが本書のタイトルに込められている。冒頭、「なぜグローバル人事が必要か」から説き起こす第1章で、著者は、人事のグローバル化はまったく新しいことをゼロから始めるのではなく、「人材の多様化」「人材需給のグローバル化」「人材の流動化」という変化に対応するためのバージョンアップであると説く。

 続く第2章では、「スキル」「経験」「モチベーション」の観点から人材価値を評価する手法について述べ、第3章ではダイバーシティやグローバル・グレーディングを巡る課題を捉えて、人材配置を成功させる戦略について解説する。本書では、グローバル人事を展開する五つの企業・団体へのインタビュー形式によるケーススタディが取り上げられており、ここでは大手製薬会社による若手の育成戦略が紹介されている。第4章では、グローバル・リーダーを育成するための人事評価の設計・運用について説明、コンピテンシー評価や「ノーレイティング」など注目度の高いポイントも押さえられている。

 人材の力を事業の成果に結びつけるためには、個人が組織として機能することが必要であるとして、第5章では、自ら成長し変化する組織づくりのノウハウを紹介。結びの第6章ではAI活用をはじめテクノロジーがもたらす未来の人事を概観する。筆者は、「グローバル人事とは経営のための改革の一つであり、経営と人事が一体となって取り組むことが重要だ」とあらためて強調する。事業のグローバル展開を進めている企業の経営者、人事担当者にとって羅針盤となる一冊である。

 



人事こそ最強の経営戦略

内容紹介

日本の中堅~大手企業のグローバル人事コンサルを現場の最前線で行っている著者が、「これまで日本企業で行われてきた人の育て方、人の生かし方の良さを活かしながら、世界で勝てる組織をつくるための人事戦略」について解説。日本企業の強みを生かしつつ、人事のグローバル化を正しく進めていくための具体的な方法と、その際に人事が知っておくべき考え方を余すことなく伝える。パナソニック、オムロンなど、グローバル人事に取り組む企業事例も掲載。

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