[2018.06.08]

BOOK REVIEW『海外危機管理ガイドブック―マニュアル作成と体制構築』

深津嘉成 著
東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 編
A5判/232ページ/2300円+税/同文舘出版 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 テロ、政情変化、災害、感染症…海外には、こうした多様なリスクが潜んでいる。会社として社員やその家族を守るために、海外危機管理体制の構築・強化はまさに急務であると著者は強調する。本書では、リスク対策に関するコンサルティングや調査を行っている著者が、実際に危機が訪れた場合を想定した「海外危機管理マニュアル」の作成例を示しながら、海外リスクに対して会社がとるべき対応を解説する。

 本書の構成は、まず1章で海外危機管理とは何かを説明し、2章で本書の主題となる海外危機管理マニュアルの作成について触れる。重要なポイントは、「誰がすべき対策なのか」を明確にすることであるとして、本社や海外拠点の関係者向けに会社としての対応方針・要領をまとめたマニュアルを想定して解説する。続く3章では、マニュアルの作成例を紹介。危機管理体制の仕組みや、個別のケースにおける具体的な対応手順などが詳細に記されており、これらを基に自社のマニュアル作成を円滑に進めることができる。

 4章以降は、作成したマニュアルを有効に活用・改善し、海外危機管理体制を強化していくために必要なノウハウへと話題を展開する。形骸化しやすい海外危機管理体制を維持・強化するためには、①経営トップの関与を引き出す、②教育・訓練の実施、③継続的改善――が必要だと著者は言う。こうした体制やマニュアルを構築し、予測し難い、さまざまなリスクに対応するために、ぜひ本書をご活用いただきたい。

 



海外危機管理ガイドブック―マニュアル作成と体制構築

内容紹介

テロ、政情変化、災害、感染症…
海外に潜むさまざまな危機から、
会社は社員やその家族を守れるか?

不安定な世界情勢のなかで、海外拠点に身をおく社員やその家族を、さまざまなリスクから守るためには、海外危機管理体制の構築・強化が急務です。「海外危機管理マニュアル」の作成を通じて、企業がとるべき対応をサポートします。

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