[2018.05.11]

BOOK REVIEW『「人事・労務」の実務がまるごとわかる本』

望月建吾、水野浩志、堀下和紀、岩本浩一、杉下晃浩 著
A5判/288ページ/定価2300円+税/日本実業出版社 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 人事部門が担う仕事は、社員の採用から、社会保険の手続きや給与計算、就業規則の整備、人事評価、さらには退職時の手続きに至るまで多種多様である。人事担当者にとって、その実務を基本から学ぶことは、仕事を進め、キャリアアップしていく上で重要なことの一つといえる。本書では、5人の社会保険労務士がその経験を生かし、多岐にわたる人事・労務の実務のポイントを解説する。

 本書は全5章で構成されており、1章では人事部の役割と業務の基本に触れる。ここでは人事部の業務を、①給与・手続き、②労務管理、③採用、④人事企画に大別し、2章から、具体的な業務の内容や進め方、実務上のポイントを解説していく。本書を冒頭から最後まで通読することで、人事・労務の実務を網羅的に把握できるのはもちろん、一つひとつのテーマが見開き2ページでまとめられ、適宜必要な部分だけを抜き出して読むことにも適している。また、豊富な情報を図表や書式例、具体的なスケジュール例などに整理して示しており、視覚的・体系的にも理解することができる。

 著者は人事の専門家を目指す上での効果的なキャリアルートとして、20代のうちに給与・手続きなどオペレーション的な業務を経験し、35~40歳までに前述の四つの業務について幅広く経験することが重要だという。人事部に配属され、これから歩みを進めていく新任担当者にとっては、実務に携わらなければ学びにくい人事・労務の業務の中身と流れを基本からつかむことができ、さらなるキャリアアップを目指すベテラン担当者にはその足掛かりとなるヒントやノウハウを得られる一冊である。新たな業務の担当に備えて、また実務で困ったときなどに、手元に置いて活用していただきたい。

 



「人事・労務」の実務がまるごとわかる本

内容紹介

労働・社会保険手続きから、給与計算業務、就業規則、雇用契約書、採用、人事評価、労働組合対策、社内研修まで、人事・労務の担当者が最低限知っておきたい業務内容を、見開き(2ページ)単位の簡潔な構成、かつ、図表を取り入れながらわかりやすく解説した「人事・労務本の決定版」。「すべての業務を誰かに頼らずに自力で遂行できるようになってほしい」という考えの下、法律の詳しい解釈は必要最低限にとどめ、「実務」の解説をメインに取り上げました。初任担当者から、「業務を1人でこなしているけれど、相談する相手がいないので、常に不安を抱えている」というベテラン担当者まで、人事部門の日々の業務を本書がしっかりバックアップします。

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