[2018.04.13]

BOOK REVIEW『経営を強くする戦略人事』

加藤宏未、田崎 洋、金子誠二 著
A5判/320ページ/2300円+税/日本能率協会マネジメントセンター 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 日本的経営を支えに企業が成長を続けてきた中、人事が担ってきた役割は従業員を管理し、時には強引な経営意思決定から従業員を守る「強い統制」であった。しかし、企業を取り巻く環境がめまぐるしく変化し、従業員のニーズも多様化している中では、「しなやかで開かれた」人事が求められる。こうした時代変化の要請の下、経営に貢献できる「戦略人事」の在り方と実践に向けたマネジメントのノウハウを明らかにすることが本書の狙いだ。

 本書では冒頭に、合理的な制度設計・運用を管理する統制型の「人事管理」から、ライン部門や従業員が成果創出に関わる、開かれたシステムとしての「HRM(Human Resource Management)」へのパラダイムシフトを提唱する。その在り方としてHRM戦略の企画立案から、実行、効果検証までの流れを解説。その中でも特に実行部分に重点を置き、「要員の最適化」「成果創出活動のマネジメント」「組織と個人の成長」「報酬」「働く環境」という主要テーマや、それをサポートする体制について、それぞれの考え方や検討ポイントを整理する。

 戦略人事には唯一絶対の解がないため、自社独自の課題を見つけ、それに合わせて方針を立て、施策を実行していかなければならない。そのための判断材料として、本書ではどのような制度や仕組みが一般的に存在するのかを整理し、「経営を強くする戦略人事」に必要な視点や、検討した内容を実践に移すスキル、その結果を検証するノウハウをまとめている。人事部門の新たな役割を見据え、改革に取り組む上で、必要となる手がかりがここから得られるだろう。

 



経営を強くする戦略人事

内容紹介

企業経営における「人事部門」の重要性に注目し、経営視点での人事「戦略」と現場視点での人事「戦略」のシナジーを『戦略人事』として、これからの時代に求められる人事の姿を考える一冊。戦略的な人事担当者になるための豊富な視点。企業価値の向上、戦略の実現…企業を強くする人事の実践スキル。人事制度改定、設計、運用改善の実践…戦略人事で会社を変える力。この1冊ですべてわかる。

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