[2018.01.12]

BOOK REVIEW『会社の“本気”を後押しする 過重労働防止の実務対応』

TOMA社会保険労務士法人 編
A5判/260ページ/定価2500円+税/清文社 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊




 「過重労働撲滅特別対策班」、通称「かとく」による大手企業の送検がニュースをにぎわすなど、近時、過重労働防止や長時間労働削減は企業にとって重要な課題となっている。こうした時流の中、長時間労働の削減に向けて取り組みを始めた企業は少なくないだろう。しかし、一目で分かるような大きな成果を出した企業はそれほど多くないのが実情である。そこで本書では、過重労働防止、長時間労働削減の取り組みについて、具体的な手順や打つべき施策、実務上のポイントなどを解説する。

 本書の前半では、長時間労働の削減手順を大きく三つのステップで説明する。まず始めは、「組織風土を変える」ことである。帰りにくい雰囲気、残業が評価されやすいといった職場風土を変えるためには、経営トップによる働き方改革の宣言と人事制度の改革が重要だと言う。次のステップは、「労働時間管理の仕組みを変える」ことである。業務の実態に合った労働時間管理制度を導入し、管理を徹底することがポイントとなる。最後は、「仕事のやり方を変える」ことだ。ここでは「ムダ(非効率な業務)」「ムリ(無理な事業モデル)」「ムラ(仕事の偏り)」の三つを解消することが必要だとし、その手順を、具体例を交えながら説明する。

 後半では労働時間を中心テーマに据えて、労働基準監督署への対応、働き方改革、健康管理について述べる。特に労働基準監督署への対応では、36協定の届け出・運用の留意点や不払い残業代対策、調査が入った場合の対応方法、是正・改善報告書の例など多くの要素が盛り込まれており、自社の運用を見直し、改善する際に役立つだろう。長時間労働体質から抜け出すために"本気"で取り組みたいと考える方々へお勧めの一冊である。

 



会社の“本気”を後押しする 過重労働防止の実務対応

内容紹介

経営者、管理職、社員の“本気”が長年染みついた残業体質を変える!!
長時間労働の削減・働き方改革のスタートを切る会社必読の一冊!

会社が”本気で”取り組まなければならないことがある!
今や社会問題になっている過重労働・長時間労働は企業が本気で改革に取り組んでいかなければ体質はなおりません!
本書は単なるノウハウを紹介するだけでなく、労働時間削減や働き方改革に悩んでいる会社が改革スタートを切れるよう具体的な手順や打つべき施策の選択肢を解説しております。

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