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[2017.12.22]

BOOK REVIEW『がん治療と就労の両立支援 制度設計・運用・対応の実務』

近藤明美 藤田久子 石田周平 編著
A5判/340ページ/3000円+税/日本法令 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊




 国立がん研究センターによると、2017年のがん罹患数予測は101万4000例で、罹患数は1970年代から一貫して増加しているという。今後、さらに少子高齢化が進み、労働力人口の減少が見込まれる中、現在がんに罹患している従業員がいない企業でも罹患者が出る可能性は十分にあり得る。厚生労働省では、2016年2月に「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」を公表しており、両立支援に向けた企業の対応が求められている。

 本書では、前述の厚生労働省のガイドラインを参照しつつ、両立に向けた制度・体制の整備や、がんと診断された従業員に対する具体的な対応方法などを分かりやすく解説する。実務経験豊富な社会保険労務士、弁護士、看護師が、それぞれの立場から広くノウハウを提示し、制度面だけでなく従業員の心理面への配慮、がんの再発や転移した場合の対応について、がんの基礎知識、高額療養費制度など治療に当たって利用できる制度と併せて解説している。

 今日、がんは「不治の病」から「長く付き合う病気」に変化しており、仕事をしながら治療を続けることが可能である。その一方、罹患者による個別性が高い病気であるため、「どのようにしたら柔軟に対応できるか」を念頭に置いて、病気治療の際に活用できる休暇制度・勤務制度を整備していく必要があると指摘する。そうした整備の参考として、本書には実際の企業の取り組み例や、制度の規程例も豊富に盛り込まれているので、これから治療と仕事の両立支援への体制づくりを始める現場で役立てていただきたい。

 



がん治療と就労の両立支援 制度設計・運用・対応の実務

内容紹介

対応に必要な知識・ノウハウを広く提示
・社労士の立場から、企業が『がん治療と就労の両立支援』に取り組む意義、取組みを行う上での社内制度整備、活用できる機関や公的な制度等について詳しく解説。両立支援のために必要となる規定の例も豊富に盛り込んだ。
・弁護士の立場から、安全配慮義務の視点からの解説、両立支援のために必要不可欠であるもののセンシティブな要配慮情報として取扱いに注意が必要な「病気に関する情報」の保護・管理の上での解説を行った。
・医学的な観点から、配慮事項を検討する上で企業が知っておくべき「がんと、がん治療の基礎知識」をわかりやすく示した。

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