[2017.09.08]

BOOK REVIEW『実践 人財開発 HRプロフェッショナルの仕事と未来』

下山 博志 著
株式会社人財ラボ 代表取締役社長 
A5判/256ページ/2000円+税/日本能率協会マネジメントセンター 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊




 一般的に「人材開発」とは、「知識」「スキル」「態度」を身につけることを前提とした育成の仕組みと考えられており、「育成のための仕組み=研修」とイメージする人事担当者も少なくない。しかし、本書ではあえて「人財開発」と表現し、個人の成長だけでなく、組織目標を達成するための戦略的な取り組みとして、採用・育成・定着・キャリア開発などの施策を統合的に行うものと定義づけている。

 人財開発を行っていく上では、「キャリア開発施策」「人材教育施策」など、個人の成長支援を通して組織力を強化する施策と、「定着管理施策」「組織開発施策」といった組織力の強化を通して個人と組織を成長させる施策を、自社の課題に合わせて統合的に行っていくことが重要だという。そこで、本書前半では、人財開発を戦略的に進めていくための施策・手順の解説とともに、人財開発を内製化する上での考え方がまとめられている。

 本書後半では、人財開発の専門家として必要な行動要件や、備えるべき10の専門領域を紹介。さらに、人財開発を取り巻く外部環境・潮流の変化を考察するとともに、「近未来の人財開発」として多様化・技術革新の進展が人財開発の取り組みにもたらす課題についても述べられている。長年にわたり人財開発に携わってきた著者の知識や経験が詰まった本書は、人財開発の仕事を体系的に学ぶ上で、さらには自社での今後の展開を検討する担当者にとって大いに参考となるだろう。

 



実践 人財開発 HRプロフェッショナルの仕事と未来

内容紹介

人財開発に取り組む皆さんに向けた実務書。人財開発の仕事を体系的に学び、これからどのように展開を図っていきたいかを、「人財開発」と「内製化」「すぐそこにある未来のHR」をキーワードに考えていただくための本です。人財開発の仕事とは何かから、人財開発の「内製化」、全社的な視点で人財開発を推進する時の考え方や手法と具体的な事例、さらに人財開発の潮流に関する情報やAI、ロボット、AR、VRといった急激な進化をしている技術革新と人財開発の関係について、近年の事例や新たに開発されている技術についても述べています

禁無断転載
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