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[2017.05.26]

BOOK REVIEW『魔法の人材教育』

森田晃子 著
サンライトヒューマンTDMC株式会社 代表取締役 
新書判/259ページ/定価800円+税/幻冬舎メディアコンサルティング 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊




 自社に必要な人材像の一つとして「自ら考えて育つ人材」を描くことは容易だが、実際にそのような人材を育成しようとすると、一転して難題となるのではないだろうか。著者はこの難題に対し、一般的な教育が、①単発で場当たり的、②知識付与型、③与えすぎなために「自ら考えて育つ人材」をうまく育成できないと説くとともに、より効果的な教育を「デザインする」手法として、「インストラクショナルデザイン」(ID)を本書で提唱する。

 本書によると、まずIDは、「入口=対象者の現状」と「出口=パフォーマンスゴール(どのようなことができるようになって欲しいか)」の明確化から始まる。次に「行動チェックリスト」を用いて入口と出口のギャップを計測し、それを埋める「ロードマップ=知識・スキル・態度をつけてもらうための計画表」を考える。さらに、ロードマップに基づいて個々の研修の詳細を作り込む「ミクロデザイン」を行う。いずれも定義や手順が明確に示されており、自社で研修をデザインする際に実践しやすい内容となっている。

 特筆すべき点は、研修受講者だけでなく、直属上司や研修のトレーナーの果たす役割の大きさにも言及している点である。特に、トレーナーが現場に相談や協力をもちかけ、直属上司の部下育成のモチベーションを上げることが、研修の成果を最大化するカギであると強調している。目の前の研修内容と受講者に注力しがちな教育担当者にとって、本書は、受講者の職場環境にも注意を払ったり、「この研修がロードマップの中でどういう位置づけか」といった、視野を広げる・目線を上げるきっかけになるのではないだろうか。

 



魔法の人材教育

内容紹介 

「研修が成果につながらない」と嘆く教育担当者は多い。成果をあげるには、単発型で与え過ぎの研修ではなく、教育全体を長期的にデザインすべきである。教育に「インストラクショナルデザイン」の考え方を導入すれば、自律的な社員の成長を促すことができる。企業内教育デザインの実務家である著者が、ゴール設定・評価方法から研修実施のコツ・現場上司の巻き込み方までを徹底解説。

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