[2014.07.22]
データヘルス計画
公開日 2014.7.22 深瀬勝範(Fフロンティア 代表取締役・社会保険労務士)
データヘルス計画(でーたへるすけいかく)
健康保険組合等が、レセプトや健診情報等のデータの分析に基づいて、効率的・効果的な保健事業をPDCAサイクルで実施するための事業計画。
近年、レセプトや健康診断データの電子化、標準化が進展してきたことにより、これらの医療データの分析が従来よりも容易に行えるようになった。「データヘルス」とは、医療保険者である健康保険組合や市町村などが、これらの医療データの分析を行い、医療費負担の実態や加入者の健康状態等を把握した上で、効果的な事業計画を策定、実行し、加入者の健康保持増進と医療費の効率的活用を図る取り組みである。
2013年6月に閣議決定された「日本再興戦略」の中で盛り込まれ、これを踏まえて改正された「健康保険法に基づく保健事業の実施等に関する指針」において、全ての健康保険組合等に対して、2014年度中に「データヘルス計画」の作成・公表、事業実施、評価等の取り組みをすることを求めている。
データヘルス計画の主な特徴は、次のとおり。
追求)
すでに一部の健康保険組合では、データヘルス計画の策定、実行が進められており、その取り組みは、厚生労働省「被用者保険におけるデータ分析に基づく保健事業事例集(データヘルス事例集)」にまとめられている。
参考:厚生労働省「医療保険者によるデータ分析に基づく保健事業(データヘルス)について」
⇒厚労省ホームページ資料はこちら
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