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[2013.11.22]

BOOK REVIEW『日本の賃金を歴史から考える』

金子良事 著
法政大学大原社会問題研究所 兼任研究員
四六判/208頁/1500円+税/旬報社

BOOK REVIEW人事パーソンへオススメの新刊


賃上げだけを求めていた時代は終焉し、生活問題の範囲が広がる中で、賃金が議論の中心になることは少なくなった。バブル崩壊以降、日本経済の低迷と長引くデフレの中で、さらにその関心は薄まっている印象すらある。それに伴い、企業の人事部門にも、賃金制度の根本を見直すような改定に携わった経験がなく、制度の構築背景から理解する機会を得られなかった層が増えつつあるのではないだろうか。

著者は、そんな状況を危惧し、もう一度賃金の歴史を学び直すことで、これからの労使関係や労務管理の在り方に新たな議論が生まれることを期待し本書を執筆したという。賃金を取り巻く周辺事項――例えば「報酬の考え方としての感謝報恩と受取権利」「被用者の従属制と生活の保障」「人事部の登場と科学的管理法」「請負賃金と生活賃金」など、これら多様な切り口で検討を加えながら、その考え方の変遷を丁寧にひもといている。

今日、デフレ脱却に向けて政府が賃上げ実施への働き掛けを強めている一方、2014年4月からの消費税率8%への引き上げなどにより、労働者の生活への負担がより一層に厳しくなることが見込まれている。そんな今だからこそ、改めて我々が歩んできた賃金の歴史を振り返りながら、じっくりと向き合う必要があるだろう。





日本の賃金を歴史から考える

内容紹介
推薦 濱口桂一郎氏(労働政策研究・研修機構 労使関係部門統括研究員)
なぜわたしたちの賃金体系はこんなにも複雑なのか。日本型の雇用や査定制度はどのようにしてできたのか。そもそも賃金とはなにか、どうあるべきか。
賃金についての考え方の変遷をその時代的背景とともに明らかにし賃金の重要性を問い直す。
 

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