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[2013.08.09]

BOOK REVIEW『「正社員」の研究』

小倉一哉 著
早稲田大学商学学術院 准教授
四六判/300頁/2200円+税/日本経済新聞出版社

BOOK REVIEW人事パーソンへオススメの新刊



総務省の「就業構造基本調査」(2013年)によると、わが国の非正規雇用者数は約2043万人、雇用者全体に占める比率は38.2%となり、過去最高を更新した。こうした正規・非正規雇用の二極化が際立つ中で、非正規雇用をめぐる問題研究が数多く行われている一方、著者によれば、いわゆる「正社員」の実情を浮き彫りにするような研究はほとんど行われてこなかったという。その課題に正面から挑戦したのが本書だ。

「正社員」とはどんな人たちか――そう問われたとき、どのような答えが考えられるだろう。著者は各種の統計調査や新聞が報じる「正社員」の姿を分析するところからスタートし、「雇用の安定性」「転職と定着」「人事評価の変化」「賃金と福利厚生」「労働時間」という章ごとの切り口から、丹念にデータを読み解き“いまの正社員の姿”を追いかけていく。

正社員として雇われれば一生安泰――と考える人はもはや多くはないかもしれない。会社の存続、雇用の不安だけに限らず、正社員がさらされている社内競争やそこからくるストレスの大きさ、長時間労働の一方で伸び悩む処遇…絡み合うさまざまな課題を本書は独自の視点で浮き彫りにしていく。こうした現状が今後どう変わっていくのか、「正社員はいなくなるのか」から始まる終章は、ぜひ手にとって一読いただきたい。





「正社員」の研究

内容紹介
将来への不安が少なく安定している、退職金や企業年金がもらえるなど、企業に勤める正規雇用者の待遇はいいことずくめのように見える。だがこれらがすべて保証されているわけではなく、過酷なノルマや昇進試験、伸び悩む賃金、長時間労働、突然の解雇やリストラなど辛いことも多い。現代の“正社員”の実態に多方面からアプローチした異色の研究。 

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