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[2013.06.28]

BOOK REVIEW『非情の常時リストラ』

溝上憲文 著
ジャーナリスト
新書判/240頁/770円+税/文藝春秋

BOOK REVIEW人事パーソンへオススメの新刊



入れ替わり訪れる経済の山と谷。構造変化がもたらす事業の盛衰。その波を乗り越えるためのやむなき手段として、希望退職をはじめリストラの策を選んできた企業は少なくない。バブル崩壊以降、ジャーナリストとして人事の側面から、会社と社員の関係を追い続けてきた著者は、いまやかつてのような非常手段ではなく「常時リストラ」の時代を迎えていると指摘する。

長期雇用の下で、手厚い人材育成を重ねて成長してきた日本企業が、その伝統的価値をなぜ振り捨ててしまったのか。環境変化の実際と、企業の中で明に暗に進められるリストラの実態を、生々しい現場の声を交えながら著者は克明に追い続ける。その先に現れてきたのが、リストラだけにとどまらない、処遇格差をはじめコア人材の「選別主義」に突き進む企業の今の姿だ。

きめ細かな取材から浮き彫りになる人事のスタンスは、決して冷徹なものばかりではない。真摯に生き残りを賭け、時に痛みを分かち合い、試行錯誤を経て次の途を思索する。しかし、競争がグローバル化し厳しさを増す中で、強まる選別指向に後戻りの気配はない。加えて、解雇規制の見直しが現実の議論に上ろうという今日、働く人びとへの著者の警鐘に、なお重みが感じられる。





非情の常時リストラ

内容紹介
もはや社員はコストでしかない。狙われやすいのはどんな人か?人事評価のシステムは?給与との関係は?
人事のプロが、大選別社会を生きるために知っておくべき新基準を教える。
 

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