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[2013.05.17]

限定正社員


公開日 2013.5.17 深瀬勝範(社会保険労務士、人事コンサルタント)

限定正社員(げんていせいしゃいん)

 正規雇用と非正規雇用の中間的な位置づけとして、雇用の期間は定めず、担当する職務内容、勤務地、労働時間や労働日数などの働き方に関して、一定の制約を定めた労働契約を締結する従業員。

 安倍政権が経済政策の柱の一つに挙げる「民間投資を喚起する成長戦略」の策定議論を進めている政府の産業競争力会議は、「人材力強化・雇用制度改革」の重要テーマの一つとして、正規・非正規に極端に二極化した雇用構造の現状を是正し、「多元的で安心できる働き方」の導入を促す一策として、働き方に限定のない、いわゆる「正社員」と「限定正社員」を併用する“多様な正社員”モデルの普及を打ち出している。

 限定正社員は、不安定な非正規雇用に従事している労働者が安定的な無期雇用へステップアップするための受け皿として期待されているほか、労働者のキャリア志向に合わせた働き方の多様化、育児や介護などの事情により働く時間や勤務地の制約を余儀なくされる人たちの継続勤務を支える上でもメリットがあると見られている。

 こうした限定正社員の雇用ルールをめぐって、限定の対象となる職務や勤務地(事業所)が廃止・閉鎖となった場合、それを事由とした解雇を認めるか否かが現在議論の的となっており、経営者団体からは、無限定の正社員に適用される解雇濫用法理を限定正社員にそのまま適用すべきではないという意見が強く挙がっている。この点について厚生労働省は、政府の規制改革会議からの報告等を踏まえ、2014年度に限定正社員の雇用ルールを策定する方針を示しており、今後の議論の動向が注目される。


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