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[2012.08.29]

在職老齢年金

公開日 2012.08.29 深瀬勝範(社会保険労務士、人事コンサルタント)

在職老齢年金(ざいしょくろうれいねんきん)

 60歳以降、働きながら受け取る老齢厚生年金のこと。

 厚生年金制度の老齢年金は、当初、「退職(在職していないこと)」を要件としていたが、年金、賃金の一方だけでは生活が困難な状態に陥る高齢者も存在したため、1965年から在職中でも支給される特別な年金が新たに創設された。その後、高齢者の就労意欲を阻害しないようにすること、あるいは、現役世代とのバランスをとること等の観点から数度の制度改定が行われ、現在は、在職老齢年金として、年金額と賃金との合計額が一定の基準額を超えると年金額の全部または一部を支給停止する仕組みになっている。

 在職老齢年金は、具体的には次のとおり算出される。(ただし、下記の基準額の「28万円」と「46万円」については、賃金の変動などに応じて改定されることがある。)

(1)60~64歳
賃金(標準報酬月額とその月以前の1年間の標準賞与額の総額を12で除して得た額とを合算して得た額。「総報酬月額相当額」という)と年金(定額部分も含む月額。「基本月額」という) の合計額が28万円を上回る場合は、賃金の増加2に対し、年金額1を停止する。
ただし、賃金が46万円を超える場合は、賃金が増加した分だけ年金を停止する。

(2)65~69歳
賃金(総報酬月額相当額)と厚生年金(報酬比例部分)の合計額が46万円を超える場合には、賃金の増加2に対し、年金額1を停止する。
なお、老齢基礎年金は支給停止の対象外であり、賃金額に関わらず全額支給する。

(3)70歳以上
65~69歳と同じ取り扱い(ただし、年金保険料の負担はなし)。


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