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BOOK REVIEW 【編集部】 [2012.02.24]

BOOK REVIEW(72)部下を叱れないあなたにこの1冊


『ほめて!叱って!励まして! 部下が育つ魔法のキメ技』
本間 正人著
ぱる出版
四六判・191ページ 1400円(税別)

ほめて!叱って!励まして!―部下が育つ魔法のキメ技 ほめて!叱って!励まして!―部下が育つ魔法のキメ技  

 

「怒る」のと「叱る」のはまったく別物。「もったいない」は、実は便利なフレーズ。後輩や部下から「良い上司」と頼られるキメ技76。

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■あなたは部下を叱れますか?そもそも「叱る」とは――

本書によると、「叱れない」理由は主に五つ。

・理由1「叱り方が分からない」

・理由2「辞められたら困る」

・理由3「職場の雰囲気が悪くなる」

・理由4「恨まれたくない」

・理由5「自分に自信がない」

“叱れない”とお悩みの皆さん、思い当たる節があるのではないでしょうか?

そこで、まず考えたいのが「叱る」の意味。「怒る」と「叱る」は、似ていてもまったく別物だということ。本書によると、

“「僕もできていないから一緒に改善しよう」と誘う形で注意を促すのも、立派な「叱り」です”

――とのこと。本書は、1エピソードごとに解説が入り、実践する上での“キメ技”を説明してくれます。その決め技だけでも76。そして、キメ技の説明の中でも、具体的なフレーズが、ストーリーに沿って山ほど紹介されており、まずは真似するだけでも、ぐーんと「叱る」力が得られます。「叱る」という難しいテーマを扱っているのにもかかわらず、すんなり口から出せそう!と思えるのが、本書の魅力です。

■「ほめて、叱って、励ます」という一つのスキル

本書では、「ほめて、叱って、励ます」を一つのスキルと位置づけます。それは、この三つの事柄を別個に考えず、合わせ技と考える事が重要だからです。

同じ叱るでも、ほめ言葉に近い言い方もでき、むしろその方が効果的なこともあるのだとか。実際のところ、叱るだけでは部下を育て、伸ばしていくことはできません。叱ると同時に、ほめたり励ましたりすることも重要です。場面場面でのバランスが大事になってきます。

具体的な部下とのエピソード(年上部下、きつい物言いの成績優秀若手女性、言葉遣いがなっていないイマドキの若者)を通じて、新米管理職の須磨さんが上司として成長していく姿が描かれており、場面にあった話の流れをつかむことができます。

もちろん、叱りながらほめる言い方、叱りながら励ます言い方も、たくさん紹介されているので、「あの時こういう風に言えば、励ますこともできたのか」「あのときこうすれば、自然に叱り、同時にほめることもできたのか」といったことに気付くこともできるでしょう。

■本書で紹介されている“キメ技”

最後に、本書で示されている“キメ技”を、少しだけ紹介します。

・「怒る」と「叱る」はまったく違うと心得よ
・「責めても人は変わらない」と心得よ
・「何から始める?」で実践へと踏み切れる
・長所を一つでも多く見つける「美点凝視」が必要

――いかがでしょうか。どれも、特別なスキルなくとも実践できることばかりです。あとは、場合に合わせて使い分けられるようになるだけで、実生活に生かせます。

ぜひ、76のキメ技を、自分のものにしてください!

★目次
第1章 部下を初めて持ったとき、自分が叱れないことに気付いた
第2章 部下の視点に立つと、ほめて励ます方法が見えてきた
第3章 どんな部下の中にも、大きな可能性がある
第4章 「個人の育成」だけではチームワークは育たない
第5章 知恵を集めることで、チームに一体感が生まれた


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