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[2011.07.04]

労働者(退職者)が死亡した場合、退職金の支払いについてはどのように取り扱うべきでしょうか?


A 労働者が退職後、退職金受給前に死亡した場合は、遺言書や遺産分割協議の結果等に基づいて、相続人に対して支払うことになります。労働者が死亡により退職した場合の取り扱いについては、就業規則・退職金規程等によって決定することができます。

1.労働者が退職後に死亡した場合

労働者が退職した後、退職金を受給する前に死亡した場合は、退職金は相続財産となります。労働者が退職した時点で、労働者の退職金の請求権は確定的に発生するので、後は、労働者の死亡によってその請求権を相続した者に、退職金を支払えばいいことになります。具体的には、労働者の残した遺産についての遺言書、あるいは遺産分割協議等の結果に基づいて相続人に支払うことになります。

2.労働者が死亡退職した場合

これに対して、労働者が死亡によって退職した場合については、退職金の受給者は退職金規程によって決定されることになります(参考資料①)。退職金の請求権は、あくまでも労働者の退職によって確定するものですから、労働者の死亡による退職について退職金の取り扱いをどのようにするかについては、就業規則・退職金規程等の定めによるほかないからです。
なお、実務上、労働者が死亡により退職した場合の退職金の扱いについては、遺族補償の支給について定めた労働基準法施行規則42条~45条または労災保険法16条の7(遺族補償一時金の受給資格等)の規定に準じた取り扱いをするのが一般的です。

<参考資料>
①日本貿易振興会事件(最高裁一小 昭55.11.27判決)

回答者:本田和盛 社会保険労務士(あした葉経営労務研究所 代表)


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