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[2011.06.27]

平均賃金算定の際の賃金総額に賞与も含めるのですか?


A 臨時に支払われる賃金、3カ月を超える期間ごとに支払われる賃金は含まれません。

1.平均賃金とは

平均賃金とは、解雇予告手当、休業手当、年次有給休暇の日について支払われる手当、労働者が業務上負傷しもしくは疾病にかかり、または死亡した場合の災害補償を行う場合、減給の制裁の際の制限額等を算定する場合に用いられます。平均賃金の原則的な計算式は次のようになります(参考資料①)。

平均賃金=算定事由発生日以前3カ月間に支払われた賃金の総額/算定事由発生日以前3カ月間の総日数

2.平均賃金の計算に当たって算入しないもの

平均賃金の算定の際に用いる「賃金の総額」には、原則として、賃金のすべてが含まれるとされていますが、以下のものについては、平均賃金の算定に当たっての「賃金の総額」には算入しないものとされています(参考資料②)。

①臨時に支払われた賃金
②3カ月を超える期間ごとに支払われる賃金
③通貨以外のもので支払われた賃金で一定の範囲に属しないもの

したがって、(賞与の支給方法によってその取り扱いが変わってくる場合がありますが)一般的に賞与は、夏季、冬季の年2回(あるいは、このほかに年度末を加えた年3回)支給されているケースが多く、②の「3箇月を超える期間ごとに支払われる賃金」ということになり、この場合には賃金総額に含める必要がありません。しかし、この取り扱いは、あくまでも3カ月を超える期間ごとに支払われる場合についてのものであって、例えば、2カ月ごとに賞与が支払われる場合については、平均賃金の算定に当たって「賃金の総額」に含めなければなりません。

<参考資料>
①労働基準法第12条1項
この法律で平均賃金とは、これを算定すべき事由の発生した日以前3箇月間にその労働者に対し支払われた賃金の総額を、その期間の総日数で除した金額をいう。(以下、略)
②労働基準法第12条4項
第1項の賃金の総額には、臨時に支払われた賃金及び3箇月を超える期間ごとに支払われる賃金並びに通貨以外のもので支払われた賃金で一定の範囲に属しないものは算入しない。

回答者 益田浩一郎 社会保険労務士(益田社会保険労務士事務所 代表)


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