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[2011.06.27]

賞与は決まった期日に支払うべきですか?


A 支給額があらかじめ確定されていなければ、決まった期日に支払う必要はありません。

賃金の支払いについては、次の5つの原則が定められています(参考資料①~②)。

①通貨払い
②直接払い
③全額払い
④毎月1回以上の支払い
⑤一定期日払い

ただし、「臨時に支払われる賃金、賞与」については、一定期日払いの原則から除かれています(参考資料②)。

賞与については、それが恩恵的給付なのか、賃金なのかが問題となる場合がありますが、労働協約や就業規則において支給条件が明確にされている場合などには、一般的に賃金としての性格を持つものとされています。通達でも、「定期又は臨時に、原則として労働者の勤務成績に応じて支給されるものであって、その支給額が予め確定されていないもの」(参考資料③)であれば、賞与として取り扱うこととされており、また、その支給要件や支給時期、計算方法、支給対象者などは原則として当事者間で自由に定めてよいものとなります。したがって、賞与については、「決まった期日に支払わなければならないものではない」ということになります。
ただし、賞与という名目であれば、どのようなものであっても一定期日払いの原則から除外されるものではなく、その支給額があらかじめ決められているような場合には、そもそも賞与には該当せず、一定期日払いの原則が適用されることになり、決まった期日に支払わなければならなくます。

<参考資料>
①労働基準法第24条1項
賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。(以下、略)
②労働基準法第24条2項
賃金は、毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない。ただし、臨時に支払われる賃金、賞与その他これに準ずるもので厚生労働省令で定める賃金については、この限りでない。
③昭22.9.13 発基17
定期的に支給され、かつその支給額が確定しているものは、名称の如何にかかわらず賞与とはみなされない

回答者 益田浩一郎 社会保険労務士(益田社会保険労務士事務所 代表)


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