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[2010.11.29]

「就業規則」の労務管理上の重要性について教えてください


A 労務管理では、労働条件や会社のルールを統一的に定め・運用することが非常に重要です。就業規則は、その中核的な機能を持っています。

1.組織の管理と就業規則

就業規則とは、労働条件や、職場のルール等を統一的に定めた文書です。企業は、組織目標達成のために多くの労働者を雇用しています。数人の会社であ れば、それぞれの労働者ごとに個別に労働条件を設定したり、個別に管理の仕組みを変えることは可能ですが、人数が増えると一気に効率が悪くなります。

そこで労働者全体に適用される労働条件や服務規律(会社のルール)を統一的に定め、それに基づき管理・運営していくことになります。一方労働者は、 就業規則を参照することで、自分たちの労働条件を確認し、会社の服務規律を知ることができます。就業規則とは、まさに会社で働くうえでのガイドブックとい えます。

2.就業規則と労働条件

労働基準法(89条)は、常時10人以上の労働者を使用する使用者に就業規則の作成義務を課し、労働者の意見を聴いたうえで、労働基準監督署に届け出ることを求めています。労働基準監督署では、法定の要件が備わっている就業規則であれば、そのまま受理されます。

また労働基準監督署に届け出た就業規則は、社内で周知させる必要があります(労基法106条1項)。周知させることが、就業規則の法的な効力を発生させる要件だからです。

3.就業規則の効力

就業規則は、使用者が一方的に作成するものですが、判例の積み重ねによって今日では、「合理的な内容の就業規則であれば労働者を拘束する」という考え方が定着しています(参考資料①)。

労働契約法(7条)でも、就業規則の労働条件が合理的で、かつ労働者へも周知していれば、就業規則の内容が労働契約の内容となると規定しています。

<参考資料>
①電電公社帯広局事件(最高裁一小 昭61.3.13判決)

回答者:本田和盛 社会保険労務士(あした葉経営労務研究所 代表)
http://profile.allabout.co.jp/pf/honda/

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