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人事コンサルティング業界の現状と活用のポイント [2012.03.01]

まとめ:コンサルタントを上手に使う


 よいコンサルタントを依頼することができれば、顧客の負担は随分と軽減される。一方、コンサルタントも生身の人間であるから、どういう「使われ方」をするかで働きぶりに微妙な違いが出てくるのも現実だ。そこで最後に、コンサルタントと付き合ううえでのコツを2点挙げておこう。

■適度なリスペクト(尊重)

 コンサルタントを「先生」として崇めることはない。けれど逆に、「こっちが客だ」と言わんばかりに、コンサルタントに対して横柄な態度で接することは賢明ではないだろう。コンサルタントは、自分を尊敬・尊重してくれる顧客のためには張り切って働くことが多い。適度なリスペクトを示すことで、同じフィーを払っても、よりよい結果が得られる可能性が高くなる。

■丸投げしない

 コンサルタントに依頼するのは、ある意味、顧客が自身の負担を軽くするためだろう。しかし、だからといって丸投げはよくない。自社としてどういう方向性を望むのかを顧客が最初にきちんと示し、途中途中でしっかりと進捗状況を見てコメントするべきだ。そうせずに、ただコンサルタントに「お任せ」してしまうと、彼らも神様ではないから顧客の状況を深く知らないままにいろいろなものを作ることになる。すると、大抵は他社のコピーに近くなってしまう。それでも一応は機能することが多いが、せっかく依頼したのであれば、自社に最適なものを作ってもらえるようにしたほうがよいのは言うまでもない。
 また、やはりコンサルタントはどうしても社外の人間なので、例えば評価の基準や研修のプログラムなどにおいて、表現や内容を自社向けにアジャスト(調整)する必要が出ることもある。それをチェックせずに現場に導入してしまうと、現場から文句が出ることもあるので注意が必要だ。

舞田竜宣
まいた たつのぶ  
組織コンサルタント/多摩大学大学院 客員教授

 東京大学経済学部卒業。組織行動変革の専門コンサルタント会社を経て、マーサーおよびヒューイット・アソシエイツ(現・エーオンヒューイットジャパン)でグローバルな人事・組織コンサルティングを行う。ヒューイット・アソシエイツ日本法人社長などを経て現職。日本人材マネジメント協会(JSHRM)幹事。著書に『社員が惚れる会社のつくり方』(日本実業出版社)、『行動分析学マネジメント』(日本経済新聞出版社)、『10年後の人事』(日本経団連出版)、『18歳から読む就「勝」本』(C&R研究所、共著)など、監修書籍として『人事労務用語辞典[第7版]』(日本経団連出版)がある。


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