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魅力再発見! 企業ミュージアム
三菱みなとみらい技術館(三菱重工業)
[2011.12.27]

技術館スタッフ自らが企画段階から関わることで生まれる創意工夫 ―三菱みなとみらい技術館(2/2)魅力再発見!企業ミュージアム Part2


三菱みなとみらい技術館(2・完)
(三菱重工業株式会社)
文=編集部、撮影=戸室健介

自社の商品の保存・陳列だけにとどまらない、「見て、学んで、体験できる」特選の企業ミュージアムをご紹介してきた好評の本シリーズ。今回は、横浜のみなとみらい21地区で1994年より運営している「三菱みなとみらい技術館」にお邪魔しました。
最先端の科学技術は、航空・宇宙開発などの分野だけではなく、実は日常生活をさまざまな形で支えています。普段は忘れてしまいがちなそんな事実を、この技術館はありありと再認識させてくれます。このように、「(子供も大人も)楽しんで学べる」ことの秘訣(ひけつ)は、頻繁なリニューアルと、スタッフたちの創意工夫にありました。

では、残る五つのテーマゾーンと、ものづくりの疑似体験ができる「トライアルスクエア」についても見ていきましょう。

■小さな子供はやっぱり電車が大好き! ―交通・輸送ゾーン

国産初の超低床路面電車「jTRAM」の運行シミュレーター

前回紹介した「MRJフライトチャレンジ」をはじめ、この「三菱みなとみらい技術館」にはいくつかのシミュレーターが設置されています。「MRJフライトチャレンジ」のような難易度が高めのシミュレーターには手が出ないような小さな子供たちには、この「jTRAMシミュレーター」がオススメです。国産初の超低床路面電車「jTRAM」の先頭車両を原寸大で再現し、みなとみらいの街を運行シミュレーションできます。

このほか、陸・海・空にまたがる、交通輸送システムの全体像を一望することができる一大パノラマ模型「トランスポート・シティパノラマ」も、小さな子供の人気を集めている展示の一つです。

精密な潜水調査船の模型を展示 ―海洋ゾーン

有人潜水調査船「しんかい6500」

陸・海・空の最後の一つ、「海」について展示を行う「海洋ゾーン」は、“みなとみらい海洋研究所”をイメージした空間となっています。このゾーンで目を引くのが、「しんかい6500」の1/2スケール模型です。「しんかい6500」は、パイロット2人、研究員1人の計3人が搭乗し、深度6500メートルまで2時間半かけて到達する有人潜水調査船で、なんと全海洋の約98%で海底調査を可能にしたというのですから驚かされます。

■家庭のリビングに転がっている、リモコンに隠された科学技術 ―くらしと発見ゾーン「みっけTOWN」

小さな子供にも人気の「みっけTOWN」

「三菱みなとみらい技術館」で展示されているのは、何も宇宙・航空、深海などの極限状況で用いられる技術だけではありません。日々の生活の中で当たり前のように使っている電子機器にも、先端的な科学技術がふんだんに盛り込まれています。

それを再認識させてくれるのが、「みっけTOWN」という愛称が付けられている「くらしと発見ゾーン」です。カフェやコンビニエンスストアの店内、そして家庭でのリビングルームやガレージを模した環境設定の中で、日々の生活をどんな科学技術が支えているのか、見つけることができます。

「こちらの『くらしの発見ゾーン』では、身近なものに隠された技術を分かりやすく紹介しているので、小さなお子さんにも人気があります」(三菱みなとみらい技術館スタッフ 岡本麻耶さん)

■先端技術を支える、“ものづくり”の世界を覗く! -技術探検ゾーン

“ものづくり”の原点に触れることができる「技術探検ゾーン」

一方で、“ものづくり”現場における技術にもスポットが当てられます。製品の製造過程や現場で使われる技術を紹介する「技術探検ゾーン」では、体験装置や組み立て模型などを通して、 “ものづくり”の原点に触れることができます。

例えば、「ファクトリーチャレンジ」は、「航空・宇宙ゾーン」で展示されていた「H-IIAロケット」や、「交通・輸送ゾーン」にあった「新交通システム車両」の組み立てに挑戦できる施設です。完成すると、発射・走行シーンを映像で見ることもできます。

このほか、金属の加工法を分かりやすく紹介する「ものづくりの世界を覗いてみよう」、てこや滑車などの基本原理を体験しながら学べる「ハイパー・メカ・ハーバー」など、実際に触って楽しみつつ、“ニッポンのものづくり”の底力を感じることができます。

リピーター化する子供が続出!-環境・エネルギーゾーン

子供たちが、楽しみながら環境問題、エネルギー問題を学ぶ

環境問題、エネルギー問題についての関心は近年急激に高まっています。この「環境・エネルギーゾーン」では、来館者に配布されるエントリーカードを使って自分の「アバター」(仮想キャラクター)を作成し、展示物を回りながらポイントを集めて、地球環境の改善を図る――としたゲーム要素を導入して、子供でも環境問題やさまざまな発電技術を学ぶことができます。

なお、前回入館時のエントリーカードを持ってくると入館料が100円引きされます。こうした工夫も、リピーターを増やすきっかけとなっています。

■「ものづくり」ニッポンの明日を担う子供たちを育てる! ―トライアルスクエア

ヘリコプターのフライトシミュレーター「スカイウォークアドベンチャー」

若い世代の「理系離れ」が深刻化する現在ですが、この「三菱みなとみらい技術館」では、子供たちがものづくりを支える技術開発者たちの疑似体験ができる「トライアルスクエア」を設けています。

例えば、「フューチャーファクトリー」では、6人で協力して、テーブルモニターの上に表示される3Dのデジタルパーツを組み立て、蒸気機関車やコンセプト自動車を製造する疑似体験ができます。実際に組み立てた完成品は大型スクリーン上で立体映像の形で稼働します。

また、「3D_CADワークス スタジオ プロ」では、オリジナルのソフトを使って、船や航空機を「設計」することができます。チーム体制で挑戦できるほか、一人でじっくりと取り組めるプログラムもあります。

「スカイウォークアドベンチャー」は、同社でかつて製造していたヘリコプターのフライトシミュレーターです。

■リニューアルの取り組み過程

このようにさまざまな分野の展示品が並ぶ「三菱みなとみらい技術館」ですが、その内容は進化し続けていると言えます。

「当館のリニューアルについては、技術館スタッフが関わっています。2011年のリニューアルである『航空宇宙ゾーン』に関しては、担当スタッフが、製造開発を担当する名古屋の技術担当者にヒアリングに行き、たくさんの方の意見を取り入れつつ形にしていきました」(岡本さん)

三菱みなとみらい技術館スタッフ 岡本麻耶さん

最先端の科学技術にロマンを感じるビジネスパーソンの皆さんも、注目してはいかがでしょうか。

三菱みなとみらい技術館
http://www.mhi.co.jp/museum/
所在地:〒220-840 横浜市西区みなとみらい3-3-1三菱重工横浜ビル
お問い合わせ:045-200-7351
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始、特定休館日
入館料:大人300円、中・高校生200円、小学生100円(10人以上の団体は各100円引き。65歳以上の高齢者、障害者および付添人は無料(証明書・手帳の提示が必要)
アクセス/JR根岸線・横浜市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩約8分。横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅5番けやき通り口より徒歩約3分


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