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セミナー、イベントレポート
日本能率協会HRD JAPAN30回記念大会
[2010.11.19]

アステラス製薬における”育成型マネジャー”養成の取り組み(後編)


アステラス製薬では、人材育成に特化した子会社、アステラス総合教育研究所株式会社を作り、自社に必要な人材育成を推進してきました。その中でもキーワードとなるのが、「育成型マネジャー」です。アステラス製薬の取り組み、後編をお楽しみください。

アステラス製薬/日本能率協会HRD JAPAN 30回記念大会(ジンジュール編集部セミナーレポート)
アステラス製薬における「育成型マネジャー」養成の取り組み②

後編では、この「育成型マネジャー」を養成するための秘訣に迫ります。

■育成型マネジャーの育成

●育成型マネジャーとは?
同社では、育成型マネジャーを次のように定義しています。

●自立的にキャリア形成を行う人材への積極的支援
●コンピテンシーを共通言語にしたメンバーのキャリア形成

そして、これらを実現するために、メンバーの能力を最大限に引き出し、自発的な行動を促進するコミュニケーションの技術であるコーチングを活用しています。

例えば、ゴルフでは、場面により、ドライバーかパターかを選べますよね。このように、いろいろなスタイルがあるのがいいと思うのです。率先垂範でビジョンを追うコーチング、個々人の能力を引き出していくコーチングなど、色々あります。



●コーチング研修
次に、コーチング力をいかに身につけるかに迫ります。

同社では、2日間のコーチング研修と、そのあとの10週間にわたるメールでのフォローを実施しています。大部分が、コーチングの実演・実習という充実の内容です。

コーチング研修スケジュール(一部抜粋)
<☆Day1> <☆Day2>
・部下から多くを引き出す質問のスキル
・部下の防衛を解く方法
・安心感を与えるための言語・非言語の効果的な使い方
・部下の効果的な承認の仕方
・部下・相手のタイプを見分ける
・効果的な提案・要望の仕方


マネジャーたちは、この研修で実践的にコーチングを学びます。さらに、研修終了直後に始まる10週間のサポートメールを読むことにより、研修の内容を再確認し、学んだコーチングがより現場で活かしやすいものとなるのです。


●研修へのマネージャーの関与

もう一つ、同社の人材育成で特徴的なのが、社内研修に積極的にマネジャーが関わることです。育成対象の社員と同時に、マネジャーの「育成力」を高めるねらいもあります。

前編で触れた「アステラスビジネススクール」(参照)。ここでの教養課程に当たるAGPでは、入社後5年間は、全社員に対し、積極的に育成支援する研修プログラムが設定されています。このプログラムの各過程に、マネジャー・メンターが多くの場面で関わるような設計になっているのです。

このほか、メンターとの面談への同席、PDCAのサポートを行うなど、盛りだくさんの内容です。業務だけでなく、研修の場面でも“育成”を行うこの仕組みは、まさに全員で社員を育てるものであるといえそうです。

■おわりに

このように、アステラス製薬では、「育ちたい人材」に対し、しっかりと機会を提供し、また、周囲もそれをバックアップするという体制が整っていました。
自社に必要な人材をまず定め、そのためにはどのように育成したらいいかを立案・実行する、こういったプロセスは、多くの企業の参考になると考えられます。

阪本さん、どうもありがとうございました!

 

 


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