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セミナー、イベントレポート
シェイク「30歳社員問題」セミナー
[2010.08.31]

30歳はキャリアの曲がり角――アラサー社員の静かなSOS、聞こえていますか?(1/2)


「うちの職場のあの30歳の社員、今の担当も6年目ですっかり仕事は一人前なんだけど、どうも最近元気がないんだよな…」
「そろそろ管理職も視野に入れた働き方をしてほしいのに、会社全体の戦略や事業方針の話になると、急に淡白になって、“我関せず”になっちゃうんだよね」
——あなたの職場でも、そんな「30歳社員問題」が静かに進行していないでしょうか?

最近、“職場の30歳前後の社員から活力や元気を感じない” “あまりイキイキと働いていないのではないか?”――そんな声をよく耳にします
そう話すのは、株式会社シェイク代表の吉田 実さん。

「30歳社員問題」について、シェイク代表吉田氏が話す

株式会社シェイク代表 吉田 実さん

一昔前であれば、30歳というと、「自らの裁量でできる仕事が増え、ある程度責任ある立場にも就くことができて、いよいよモチベーション高く働くようになる」といったイメージでした。会社としても、“プレ管理職”的な役割を期待し始める時期だったといえます。
企業としては、会社の主力として育っていくことに期待しているのですが、現代の職場ではそんな会社の思惑と30歳前後のアラサー社員の志向の間に、微妙なすれ違いが生まれているようです。

なぜ今、こうした「30歳社員問題」は起きているのでしょうか?

■ アラサー(30歳前後)社員=就職氷河期のしわ寄せ世代?

現在、アラサー社員の多くは、ITバブル崩壊後の、いわゆる「就職氷河期」時代に就職活動を行ってきた世代です。
さらに、入社後の数年間にわたって、新卒採用の絞り込みが続きました。

そのため、多くのアラサー社員たちは、

職場に後輩がなかなか入ってこないため、マネジメントの下地となる「後輩の育成経験」が少ない
長い間、部署における「一番の若手」であったため、既に習得してしまっているルーチンワークをいつまでも担当し続けなければならない

——といった職場環境の中で20代を過ごしてきました。

一方で、特にリーマン・ショック後は、雇用調整(リストラ)、人件費を含むコストカット、賞与減額といった状況も顕在化しました。
近年は管理職志向をもたない若手社員が増えているとよく耳にします。
これも、社内で上の年代の社員がどのようなキャリアを送っているのか目の当たりにし、自分のロールモデルとは考えにくかったためかもしれません。

アラサー社員が直面する、キャリア&ライフステージの激変

■「35歳問題」にも要注目!

ちなみに、アラサー世代よりも少し上の世代、35歳前後の世代を取り巻く社会/雇用状況についても、近年「35歳問題」として話題になっています。

いわゆる「団塊ジュニア」と呼ばれるこの世代は、世代人口が非常に多い一方で、先行世代と比較して非正規雇用率が高いこと、出世欲や消費欲が低いこと、可処分所得が10年前の同世代に比べて大きく減少していることなどが三菱総合研究所やNHK「あすの日本」プロジェクト等により分析されていました。

「30歳社員問題」とも通底するのは、社会的なしわ寄せのために起こっている状況を、単に当事者の精神論的な文脈にすり替えてしまう(「最近の若いヤツは覇気がないんだ」みたいな)ことが、いっそう問題の根を深めかねないことではないでしょうか。


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