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現役ヘッドハンターが指南する“デキる社員”はここが違う 【佐藤文男】 [2010.12.22]

“デキる社員”を実務能力(スキル)から分析する


現役ヘッドハンターが指南する“デキる社員”はここが違う(6)
佐藤文男 さとうふみお
佐藤人材・サーチ株式会社 代表取締役

今回は“デキる”社員の実務能力(スキル)の視点から分析していきます。これからの“デキる”社員に求められる実務能力は、大きく分けて以下の3点です。

“デキる”社員が持っておくべき実務能力(スキル)
(1)専門性>>
(2)英語力>>
(3)ITリテラシー>>

それでは各々に関して解説をしていきます。

(1)専門性

持論ですが、キャリアの重要な要素の1つとして、他社でも通用する専門性が挙げられます。これからの時代どういった企業で、どういう職種に従事していようとも他社でも通用する専門性を持っていなくてはいざという時に自ら道を切り開いていけません。

例えば、営業に従事している方であれば、実績(成果)を出すことを一番に求められますが、仮に仕事を通じて扱っている商材が変わった場合に、自分の営業するスタイルやノウハウが、他社でも通用するのかどうか、常に問題意識を持って仕事に取り組んでいくことが肝要です。

一方で、管理部門で財務・経理の部署に配属されているのであれば、自分の携わっている仕事が財務・経理全体の中のどの位置に当たり、将来において財務ないしは経理のプロになるためには何が不足しているのかという点を自問自答しながら仕事に邁進してほしいと思います。

要は他社でも通用する専門性を身に付けるべく、常に現在の仕事に問題意識を持ち、自問自答しながら、プロフェッショナルとして他社でも通用することを目標に一歩一歩努力していくことが専門性を確立するための早道であると考えます。もちろん専門性は1つではなく、2つあってもかまいません。私のキャリアを例に挙げれば、人事(2社で通算約4.5年経験)および営業(2社で通算9.5年経験)の2つが専門性の柱となり、現在の人材コンサルタント(ヘッドハンター)の仕事の礎となっていることは間違いありません。

(2)英語力

今は関係がなくても、おそらく今後はあらゆる仕事に英語が絡んでくることでしょう。グローバル化がますます進んでいくことで英語ができないことが、残念ながら大きなハンデになってくると思われます。

身近な例で言えば、普段、ビジネスパーソンが使うYahoo!やGoogleの検索エンジンについて、日本語版は日々触れていても、英語版まで使ったことは少ないでしょう。英語版を使用できるのであれば世界は広がっていきます。要は英語ができないと入ってくる情報も限られてしまう結果を招いてしまいます。

また、日産自動車だけでなく、楽天やユニクロに代表されるように、今後は英語を社内公用語にする企業も増えてくることでしょう。もはや英語から逃げていると“デキる”社員の仲間には入れません。もしも現在まったく英語と関係のない仕事をしている方であれば、まずは通勤時には英語を聞いたり、英字新聞を読んだりして英語に少しずつ慣れることから始めていくことをオススメします。かつて1990年代の企業のパソコン導入で困惑した中高年世代が今やインターネットを当たり前に操作するようになっている変化を考えますと、2010年代の後半には、かなりのビジネスパーソンが英語に関して、読み書きだけでなく普通に話せるようになっていて、英語はもはや特別なスキルになっていないのかもしれません。それだけ必要に迫られると、使わざるを得なくなるというわけです。

(3)ITリテラシー

今やビジネスパーソンであればパソコン操作は当たり前であり携帯(モバイル)との連携も普通にこなしています。しかしながら、重要なことはIT(インターネット)自体が日進月歩しており、次から次へと新しい流れが生まれてきているということです。

具体的には、ブログからツイッターやフェイスブックという新しい世代のツールが出てきており、デジカメや携帯(モバイル)から画像を取り込むだけでなく、動画サイトも充実してきています。自分の講演を動画サイトを利用してオンタイムで流すことも可能であり、あるいはインターネット上で自分の講演内容を1つの番組として流すことも、もはや珍しいことではありません。パソコン自体も、これまでの通常のノートパソコンから、iPadに代表されるタブレット型のデジタル機器といった手軽なツールに移行しつつあり、さらに電話に関しても携帯で話すのではなくスカイプを利用してパソコンを使用しながらインターネット電話を行うことも一般的になってきています。

要は、新しいハードだけではなく、新しいソフトもどんどん登場することによって、携帯(モバイル)との連携も今後ますます変化していくと考えられます。こうした世の中の変化の流れを常にキャッチアップして、自分の仕事にマッチさせた形でハードとソフトを融合させ、他人に頼るのではなく、自ら操作することができる能力が“デキる”社員には求められるといえましょう。


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