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これからの日本企業の生きる道【前川孝雄】
増永寛之さん(株式会社ライブレボリューション 代表取締役社長 )
[2011.09.08]

中途採用をしなくても必要な技術をどんどん導入する工夫―採用で社内風土を一新(2/3)~ライブレボリューション増永社長インタビュー~


人づくり、組織づくりの達人に聞く これからの日本企業の生きる道(20)
採用で社内風土を一新(2)

株式会社FeelWorks代表取締役 前川孝雄

ライブレボリューション 増永寛之社長編

「宇宙一愛される企業」「メンバー第一、顧客第二主義」。愛にあふれる職場、株式会社ライブレボリューション。代表取締役社長である増永寛之さんインタビュー。大切なのはメンバーと仲良く、楽しく仕事をすること、をモットーに、同社は成長し続けています。今回は、採用方針、社内技術の継承についてうかがいました。

■中途採用をしなくても必要な技術をどんどん導入する工夫

——採用については多くの企業がさまざまな課題を抱えており、「新卒採用をしても育成する余裕がない」という会社もあります。ライブレボリューションが中途から新卒への切り替えによって成長軌道に乗った理由を詳しく教えてください。

採用では、「価値観の合う意欲的な人を見抜き、どうやって入社してもらうか」に力を注いでいます。

優秀な人材であれば、3カ月程度で“一人前”に育てられますからね。当社では、内定すると翌日からインターン生として会社に来てもらいます。大学生のアルバイトとしては高い水準の時給を払い、卒業前の約1年の助走期間のうちに基本的なことはすべて教えるので、入社する時には、すでに即戦力になっています。

「内定を取ったら卒業まで遊んでいたい」という大学生も多いようですが、当社ではそういう方は採用しません。

「内定したら明日から仕事ですよ」と言って、喜んで来てくれる人を採るんです。優秀な学生は、3年生までに卒業に必要な単位をだいたい取得しているもの。そして、1年近く働いた後に、早い人は、卒業前の2月ごろからフルタイムで働いてくれます。

もう一つの改善ポイントは、自社でシステムを作るための技術が必要になった時、中途で技術者を採用するのではなく、フリーランスや他社で働いている技術者を呼んできて研修してもらったことです。

これは、私が尊敬する上杉鷹山と同じ考え方。江戸時代に米沢藩主として破綻しかかっていた米沢藩を再生した人物ですが「藩内で原料は産出できるが加工技術がない」という時に、他藩から技術を持つ人を連れてきて教わるという方法を取ったのです。

この方法なら、中途採用をしなくても必要な技術をどんどん導入できます。中途採用に頼ると「その技術を持った人が辞めてしまったらどうしよう」という心配をしなくてはなりませんが、新卒で入社した既存のメンバーが技術を覚えて身につけてしまうのでそういった心配は不要です。

もともと学習意欲が高い優秀な人材を採用していいますから、優秀な講師を探してきて徹底的に教えてもらえばいいのです。こうして吸収した技術を、更に後から新卒で入ってくる後輩たちに伝承し続けています。

増永寛之さんProfile
株式会社ライブレボリューション代表取締役社長
1974年生まれ。奈良県出身。1999年に早稲田大学大学院商学研究科を修了し、大和証券株式会社入社。2000年前後に盛り上がりを見せた渋谷“ビットバレー”に刺激を受け、2000年7月末に同社を退社。同年8月に株式会社ライブレボリューションを設立。スマートフォン・モバイル広告代理店事業を中心に同社を急成長させている。著書に『プレジデントビジョン 起業への情熱』『プレジデントビジョン 成功の方程式』(いずれもアーク出版)、『宇宙一愛される経営』(総合法令出版)、『仕事頭がよくなるアウトプット勉強法』(サンマーク出版)、『Twitter就活』(ダイヤモンド社)などがある。


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