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これからの日本企業の生きる道【前川孝雄】
増永寛之さん(株式会社ライブレボリューション 代表取締役社長 )
[2011.10.06]

古くて新しい、社員と会社の絆作り―新しい日本企業の大家族主義(2/2)~ライブレボリューション増永社長インタビュー~


人づくり、組織づくりの達人に聞く これからの日本企業の生きる道(26)
新しい日本企業の大家族主義(2)[まとめ]

株式会社FeelWorks代表取締役 前川孝雄

ライブレボリューション 増永寛之社長編

株式会社ライブレボリューション代表取締役社長の増永寛之さんインタビューを通じて見えてきた、「これからの日本企業の生きる道」。前川孝雄氏に情熱的に解説していただきます。

■古くて新しい、社員と会社の絆作り

私は、この連載やその他の様々な機会を通じて、名経営者と呼ばれる方にお話を伺ってきました。その中で感じるのは、名経営者ほど、現代日本の企業社会で失われがちな“大家族主義”に価値を置いているということです。

“大家族主義”の考え方は、20〜30代の若手からは毛嫌いされがちです。中堅以上の方の中にも、「懐古主義的だ」「昭和の古い考え方でいまの時代にはそぐわない」と言う方が少なくありません。この点、30代の若き経営者である増永社長が“大家族主義”をうたい、その理念に基づいた経営でライブレボリューションを急成長させていることは注目すべきことですし、大変意義のあることだと思います。

20〜30代の人からは、「バブル世代の人の言葉は聞きたくない」「オジサン上司の言葉がうっとうしい」という言葉を聞くこともありますが、ほぼ同世代である増永社長の言葉に耳を傾けてみてほしいと思います。“大家族主義”が、時代を問わず大切にすべき考え方であることが受け止められるはずです。

また管理職の方や経営者の方は、ライブレボリューションの話を事例として、若手社員に社員間の絆の大切さを説いてみてください。今の若手社員は、就職難や経済成長の鈍化など社会の厳しさばかりを目の当たりにしており、将来に希望が持ちにくい世代です。「上司世代とは時代が違う」と斜に構えてしまっていることもあるでしょう。同世代で活躍する増永社長のエピソードは、そういった若手の部下の心に響くのではないかと思います。

■競争をあおればチームワークは生まれない

また、増永社長はビジネスについて「『他人のため』ということを考えていけば結果的に自分の幸せにつながっていく」ものであるとおっしゃっています。

組織の中で生きて行くこと、ビジネスをすることは結局のところ社会活動であり、自己完結することはありません。働く個人は、「他者との関係において自分が承認されること」がモチベーションとなるものなのです。他者と絆を結び、「利他主義」の精神に拠るべきであるという考えは、ビジネスを含めた社会活動の原理原則であるといってもいいでしょう。

「経営者が社員のためを思い、社員が会社のみんなのためを思い、お互いをどう幸せにするかを考える『互恵』の精神がチームワークを生む」という増永社長の考え方は、経営者はもちろん、競争をあおる風潮の中で利己主義に陥ってしまいがちな人たちにとって、学ぶべきポイントであると思います。


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