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これならできる! ビジネスパーソンランチ術【志水あい】 [2011.08.05]

もっと仲良く! ランチでコミュニケーション:ビジネスパーソンランチ術(8)


これならできる! ビジネスパーソンランチ術(8)
志水あい しみずあい
健康ライター・管理栄養士

友達と会う約束をするときに、「ランチしよう」「お茶しよう」「飲みに行こう」と誘った経験はありませんか? 友達と会う目的は、決してお腹を満たすだけでも喉をうるおすだけでもないはず。きっと多くの場合、会話をするのが目的だと思います。

このように私たちは、無意識のうちに食事をコミュニケーションの手段として利用しています。経験則として知っている食事の効果。一緒に食事をすると生まれる素敵な効果をランチでも活用してみましょう。

◆「人間は共食する動物である」

これは文化人類学者で国立民族学博物館名誉教授の石毛直道氏の言葉です。

「共食」とは、「ともぐい」ではなく「きょうしょく」と読み、限りある食べ物を分かち合って一緒に食べることを指します。ほかの動物でも、親が子に食べ物を与えたり、狩りで得た食べ物を仲間に分けることもありますが、いずれのケースも一時的なもので、常に家族や仲間と食べ物をシェアするのは人間ならではの特徴とされています。

狩猟・採集によって食べ物がまかなわれていた時代から、私たちは生きるために必要な仕事を分担し、それによって得た食べ物を分け合って生活してきました。このスタイルは現代でも変わりません。すべての仕事が直接的に食べ物を得るためのものではないものの、だれかの生活に必要な仕事を代わりに行い、何らかの形で対価をもらって生活を営んでいます。「人間は1人では生きられない」といわれるとおり、生活すべてを自力で何とかしようとしても、なかなかできるものではありません。だからこそ私たちの祖先は、生きていくためにコミュニティをつくって互いに助け合う方法を見つけたのでしょう。

ところが目の前の仕事に追われていると、つい他者とのコミュニケーションをないがしろにしてしまいがちです。そんなときこそ、ランチタイムに仲間と共食して仕事の意義を見返してみましょう。

◆ビジネスランチが増えたワケ

一概にはいえませんが、最近は残業を減らすために仕事を朝型にシフトする傾向があり、併せて仕事が終わってからのいわゆる「飲みニケーション」も減少しています。そんななか増えているのが、日中の時間を効率よく使えるビジネスランチやパワーランチといったランチをしながらのミーティングです。

肥満が社会問題になる時代となり、「食べること=生きること」という認識が薄らいできています。それでも私たちは本能的に食べ物を求め、嫌いな食材があったとしても、何の事情もなく食べる行為そのものが嫌になることはありません。むしろ食べることは快楽につながるため、食事には好ましい印象を抱いています。

ランチを食べながらのミーティングが交渉事やコミュニケーションに有効とされるのは、食事がもたらす心理作用によるものです。食事をしながら会話をすると、そうでない場合に比べて好感度がアップして絆が深まったり、話の内容をポジティブに受け止めてもらいやすいのは、もともと食事によいイメージをもっているから。また「食事を楽しみたい」「おいしく食べたい」という気持ちがあると対立を避けようとするので、互いに傾聴しやすくなることも知られています。

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ランチで「絆」を深めるコツ


事前に好みをチェックする

一緒にランチを食べるだけでも絆は深まると考えられますが、より相手に好印象をもってもらいたいときには相手が好むランチを選びましょう。事前に好みがわからないときは、初回はメニューが豊富な店をセレクトし、次回のランチに向けて好みを探ります。

できれば大皿料理をシェアする

「同じ釜の飯」という言葉があるように、何かを分け合って食べる経験をすると、なぜか近しい間柄になった気分になるもの。もう一歩お近づきになりたい相手とのランチにおすすめです。ただし、大皿料理や鍋料理を好まない方もいらっしゃるので要注意。

テーブルの形と座る位置を考える

ランチに限らず会議や商談などでも気をつけたいのがどこに座るか。相手の真正面に座ると互いに身構えてしまいます。ベストは自然と対峙しない位置に座れる円形のテーブル。四角いテーブルのときは斜め正面に座るなどして真正面にならないように工夫を。

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