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これからの日本企業の生きる道【前川孝雄】
中井政嗣さん(お好み焼き「千房」代表取締役社長)
[2011.06.16]

壁に当たることの意味を教えるのがリーダーの役割:これからの日本企業の生きる道(8)


人づくり、組織づくりの達人に聞く これからの日本企業の生きる道(8)
組織づくり、人づくりに求められるリーダー像②

株式会社FeelWorks代表取締役 前川孝雄

お好み焼き「千房」中井政嗣 社長編

社員の家族の借金は肩代わり、大病で余命宣告を受けた社員は、ポストを開けたまま病院を探し、復職を待つ・・・。社員のピンチを救う話の続きです。リーダーとは、どうあるべきか。“千房”中井社長インタビュー第2回です。

組織づくり、人づくりに求められるリーダー像②

~壁に当たることの意味を教えるのがリーダーの役割~

——「人づくり」をしていくうえで、人がなかなか育たないという悩みを持つリーダーは少なくありません。人材育成において、リーダーに求められる役割についてどうお考えになりますか?


私が若者によく言うのは、成長していく過程は階段と同じだということです。目標を目指して進んでいくと、必ず壁にぶち当たるものです。そして、壁に当たったときは階段の上のほうにある目標が見えなくなってしまう。ちょっと後ろに下がると、また目標が見える。人は、それを繰り返すものなんですね。壁を乗り越えるには努力が必要で、乗り越えることで初めて「ああ、こういうことだったのか」と体験を通じた学びを得ることができます。

リーダーは、部下が平坦な道を歩いているときに、「必ず壁に当たるものなのだ」ということ、そして「壁に当たることそのものが、成長に向かっていることの証なのだ」ということを伝えなくてはなりません。壁に当たることの意味を教えるのがリーダーの役割であると言ってもいいでしょう。

——最後に、大震災後の日本の企業社会で働くビジネスパーソンに向けたメッセージをお願いします。

ピンチに陥るのは大変ですが、「大変なこと」とは「大きく変わる」ポイントのことですから、人生をドラマとすれば大ピンチはクライマックスということもできます。そこで主人公が必死になり、一生懸命だからこそ周囲が「頑張れ」と応援してくれるんです。

今は多くの方にとって非常に大変な時だと思いますが、大きなピンチだからこそ、「一番大事なシーン」であるということもできます。最初からだれかの手助けをあてにして待つのではなく、自立に向けて新たな一歩を踏み出す——そうやって必死に頑張る姿に人は涙を流し、手を差し伸べてくれるものなのだと思います。

中井政嗣 Profile
千房株式会社代表取締役社長
1945年奈良県生まれ。1961年に中学を卒業し、乾物屋に丁稚奉公。義兄のレストランで修業した後、1973年に大阪ミナミ千日前にお好み焼専門店「千房」を開店。独自の感性で大阪の味を国内外に広め、現在はフランチャイズを含め64店舗を展開している。1986年、40歳にして高等学校を卒業。人材育成の手腕に定評があり、自身の体験を踏まえた独特の持論で社会教育家としても注目を集め、全国各地で講演を行っている。著書に『できるやんか!』(潮出版)がある。


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