jin-jour(ジンジュール) |人材育成、リーダーシップ、モチベーション、メンタルヘルス対策など 人事の視点から、働く人と会社の関係を元気にする情報を発信

ログイン
MENU

メニュー

×

これからの日本企業の生きる道【前川孝雄】
中井政嗣さん(お好み焼き「千房」代表取締役社長)
[2011.06.03]

【まとめ】組織づくりと人づくりの要とは?:これからの日本企業の生きる道(6)


人づくり、組織づくりの達人に聞く これからの日本企業の生きる道(6)
株式会社FeelWorks代表取締役 前川孝雄

お好み焼き「千房」
中井政嗣 社長編

閉塞感が漂う組織を変えるには、どうすればよいのでしょうか? 第1回、第2回では、組織づくりと人づくりの要について、お好み焼きレストランチェーン「千房」の名経営者、中井政嗣社長にお話を伺ってきました。今回は組織・人づくりの要を、インタビュアー前川孝雄さんが考察します。

■【まとめ】組織づくりと人づくりの要とは?

~目指すのは“サークル組織”~

閉塞感が漂う組織を変えるには、どうすればよいのでしょうか? 私は、これからの日本企業は、ポストと報酬で動機付ける“ピラミッド組織”から、組織目的の共有・浸透や個々のメンバーを尊重することによって動機付ける“サークル組織”へと変わらなければならないと考えています(下図参照)。
経済成長を追い続けることを前提に置いた旧来の組織づくりでは、昇給や昇進が従業員を動機付ける手段とされてきたのも当然のことでした。しかし、高い経済成長が望めなくなった今、組織づくりにおける動機付けの方法も見直す必要があります。

この点、中井さんが

「千房は単に料理を提供しているのではなく、お客様に『明日への活力』を再生産する場を提供している」
「信用組合は、土地や建物ではなく『人』を見て融資する。金融機関が本来なすべき業務を行う、意義ある仕事」

といったメッセージを発信しているというお話は、大変、示唆に富んでいます。組織の目的を明確にし、仕事の意義を浸透させることは、働く人々のモチベーションを高めるのです。リーダーが仕事の意義を語り続けることによって、一人ひとりのメンバーが自分の仕事に対する誇りを感じられる職場がつくられるのだと思います。

~従業員のプライバシーに踏み込むことを恐れない家族的な組織づくり~

また、従業員のプライバシーに踏み込むことを恐れない中井さんの姿勢にも、今の時代だからこそ学ぶべき重要なポイントがあります。家族的な組織づくりについて、「古き良き日本社会を懐かしむ」という文脈で解釈して終わらせるべきではありません。私は、これこそ現代社会において求められる「個の尊重」に基づいた組織づくりだと思います。人は、一人では働きがいを感じることができません。上司や部下など立場の違う人同士の絆があること、その絆の中で他者に見守られ、承認され、尊重されてこそ、人はモチベーションを高めることができます。組織のメンバーは、個人として尊重されて初めて、能力以上の力を発揮し、組織に貢献できるのです。

 


管理職のeラーニング講座、お試しできます

無料トライアル受付中

禁無断転載
▲ ページの先頭に戻る

ログイン

×

人事・労務に役立つ商品・サービス検索

  • カテゴリとジャンルから検索

検索

注目商品ランキング 新着商品