ビジネスパーソンに贈る今日の一言【日本人事】 [2012.01.25]
経営と個人の意志をつなぐ役目を担う人事は、常に経営に寄り添いつつ、両方の意志を把握しておく必要がある――財団法人直島福武美術館財団 事務局長 金代健次郎氏(48・完)
『日本人事』スピンオフ企画-経験から紡ぎ出された名句名言(48・完)
ビジネスパーソンに贈る今日の一言
「人事には、経営と個人の意志をつなぐ役目があります。人事と経営戦略は一体的であり、人事は常に経営に寄り添い、その両方の意志を把握しておく必要があります」
(財団法人 直島福武美術館財団 事務局長 金代 健次郎氏)
時代は移り変わり、社員の「やる気」の源泉も社会の成熟とともに変化してきている。それは、働いて得られる金銭や地位ばかりではなく、仕事を通じて「どれだけ社会に貢献できるか」という部分も大きくなっているように思われる。時代をリードする若手の社員、そして社員全体が会社をどのような視点から見ているのか――それを常につかんでおくことが人事担当者として大切なことである、と金代氏は語る。
「人事には、経営と個人の意志をつなぐ役目があります。経営は、常に意図的に将来像を提示すべきですし、個人は巧拙、年齢に関係なく、自分の意志を形成しています。ですから、人事と経営戦略は一体的であり、人事は常に経営に寄り添い、その両方の意志を把握しておく必要があります。結局、経営と向き合うこと、従業員の気持ちを理解すること、世間の動きを把握し、外部の人たちの知恵を生かすことが人事の役割だと思います。」
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