[2014.04.25]

BOOK REVIEW『レジリエンスビルディング―「変化に強い」人と組織のつくり方』

ピースマインド・イープ株式会社 著
A5判/208頁/2400円+税/英治出版  


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 「あなたの組織とそこで働く人たちは、突然の変化に耐えられますか?」――この著者からの最初の問い掛けに、どんなことを思い浮かべられるだろう。経営環境の急変に耐え得る事業体制、予測不能な天災に備える事業継続計画――そうした事業インフラやハード面だけでなく、「人」にかかわる側面の施策の重要性が今日まさに増しつつある。いうまでもなく、変化が生み出すストレス、それに起因するメンタルヘルスの問題だ。

 本書が提唱するキーワードである「レジリエンス」は「挫折や困難な状況からのしなやかな回復力」を意味する。ビジネスのさまざまな局面で押し寄せるストレスに対峙できる強じんさを育むのには限界がある。ストレスを予見し、その悪影響がメンタルに及んだときに対処する施策も重要だ。著者はそれだけでなく、強風を柔軟に受け流す竹のように、"しなやかな回復力"を高めることが、これからの人と組織にとって重要であると説く。

 ストレスに傷ついても、立ち上がれる方法を身につけること。それは不調者の減少のみが狙いではなく、人と組織が新たな変化に挑戦し続けるレジリエントな力を生み出すことにつながるという。それが、本書の提唱する「生産性を高めるメンタル対策」が目指す姿だ。そこへの入り口として、本書が紹介する7ステップで取り組む組織アプローチと、実際の取り組み事例をぜひ参考にしていただきたい。

 



レジリエンスビルディング―「変化に強い」人と組織のつくり方
内容紹介 
グローバル化、災害や不況、新規事業の立ち上げ…
一人ひとりが次々と起こる変化に流されることなく柔軟に対処し、組織を成長させるために必要なこととは?
注目の“ポジティブ心理学”を組織に応用する「レジリエンス ビルディング」の手法が詰まった一冊。  
 

禁無断転載
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